ピッツバーグ・スティーラーズのRBとして、リーグの驚異だった男、レベオン・ベル。
彼について詳しくは、「NFLトップ100」にまとめています。
ピッツバーグ・スティーラーズとは、RBの契約内容が安すぎると、契約で揉めて、1年間の出場機会を失ってしまった。それでもめげずに交渉再開し、結局NYジェッツと契約。
あんなけ揉めた割にはあまり内容が向上していない。しかもJETSに行ってからの彼の活躍が今ひとつ。JETSも弱いままシーズンエンド。ベルは契約を更新することすらできずにいました。
さてそんな彼が今は、ボクサーとして孤軍奮闘しているそうなので、ちょっと調べてみました。
レベオン・ベルのボクサーぶり
こちら、伝説のRBエイドリアン・ピーターソンと二人で動画に映るレベオン・ベルです。
二人はプロのリング上で戦いました。ラウンド5でベルの左ジャブフェイントで、右カウンターがヒット。APはノックダウンしています。まさかこの二人の再戦がNFLのフィールドじゃなく拳闘の舞台で行われるとは思いもよりませんでした。
まぁ、こちらはエキジビジョン・マッチということで、客寄せパンダ的なものでもありました。
当の本人である、レベオン・ベルは2022年シーズンは「ボクシングに専念」することを表明しています。どことも契約が取れなかったということもあるでしょうが、彼との口論がひとつのキッカケでした。
彼の名前はジェイク・ポール。職業はYouTuber。もともとプロボクサーではないですが、再生回数をあげるために活動開始。「素人がプロと戦ってみた」というような企画で格闘をスタートするのですが、これがめちゃすごい。
彼は元MMA格闘家とか、元NBA選手とかと対戦しKO勝利をする。こうなると面白い。どんどん人気を集めた。最近では元UFCのウェルター級チャンピオンとも対戦し、判定勝ちを収めている。
日本では迷惑系YouTuberとか、シバターとか、そういう色物じゃなく、本気でチャレンジするっていう感じ。マジで強くなってく様が面白いです。
そんな彼にベルが噛み付くわけですね。
LB「ジェイク・ポールよ。自分より弱いやつと戦ってんなよ」
JP「タイロンは、レイブンズよりも速く動けるけどね!」
そこからTwitterで口論が始まって、めちゃ過熱していってるんです。2022年シーズン、ベルがNFLやめてボクシングするってところまで行くのは、こういう経緯だったようですね。
このジェイク・ポール。メイウェザーともファイトすることが、今後予定されているようです。日本では朝倉未来選手が東京ドーム(?)で戦います。アメリカではこのようにあちこちの業界の人たちが、ボクシングで戦うってのが、エンタメ化しているようですね。
ああ面白い。もっと観たいぜ。