NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

アメリカで最強の人気を誇るNFL。人間を超越したNFLの名選手や、試合結果・移籍情報などのニュースを熱くレポートします!

【NFL TOP100 2022】#53 WR マイク・エバンス

トップ100で、エヴァンスを抜きには出来ないでしょう。190cmのビッグボディのWRというだけでなく、恐ろしい結果を出し続ける名選手です。

 

プロ入りしてから8シーズン、1,000ydsを切る年は一つもありません。現在合計で9,301yds。トム・ブレイディが誰を頼りにしているか。数字を見れば明らかです。

 

さて。どうでしょか。

 

 

大学時代

テキサス州ガルベストン出身の28歳。地元のGalveston Ball高校に進学してますが、アメフトをしたのは、実は3年生のときの1年だけ。しっかりしてたのはバスケ、陸上の方でした。

 

特に陸上では、高跳び、三段跳び、幅跳び、100mリレー、200mリレーに出場しています。

彼の運動能力に目をつけたのが、テキサスA&M大学です。彼は2011年からの3年間在席することに。2年生の2012年に出場することができ、1,105ydsを叩き出し、チームのエースレシーバーとして活躍しています。

 

当時チームメイトだったのが、悪童QBジョニー・マンジール。1巡指名でブラウンズからデビューしましたが、期待を裏切り短いプロ人生となりました。

プロでのキャリア

2014年ドラフトで、バッカニアーズは1巡7位で指名します。テキサスAMが7位以内に二人の選手を輩出したのは、初めての出来事でした。(6位にチームメイトのOLジェイク・マシューズが指名されてます。)

 

そっからの快進撃は言わずもがな。見てください。1,000ydsを切るシーズンが一つもない。驚異的な数字だと思います。

 

2020年シーズンは、いよいよスーパーボウルです。チーフスと対戦してスーパーボウル優勝を果たしました。このゲームではなんとターゲットになったのは1回だけでした。ここまでの選手を一度しか使えなかったのは、敵も見事。

 

超一流のレシーバー、エバンスをスーパーボウル優勝まで導いたのは、言うまでもなく神QBトム・ブレイディでしたね。彼と出会って才能を開花させた選手は数多くいます。

 

私生活

 
 
 
 
 
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念願だったスーパーボウル優勝を子どもたちと喜ぶ姿

 

 
 
 
 
 
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嫁さん、めっっちゃ可愛い。

 

いまではアメフト界のスターとして安泰な生活をすごしていますが、子供時代は荒れていました。お母さん(ヘザー・キルゴア)は、なんと14歳のころにエヴァンスを産んでいます。

 

キルゴアさんは、夫のミッキーから暴力を受ける毎日。なんと辛い日々でしょうか。それにヘザーさんの実兄のサムが関わってきます。14歳で出産した当時、サムは強盗で10年服役中でした。彼もまた札付きのワルだったのです。出所後、それなりに安定した生活を過ごしていたものの、DVの現場を確認したサムは、ミッキーをナイフで追いかけ殺害。なんとエヴァンスが9歳のころの話です。相当にストレスの強い環境で育ったのです。

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そんな幼少期を過ごしてる彼です。プロになり、奥様と2017年12月に財団を作って、そうした家庭内の問題の解決に務めているようです。