3年目を終えたラインバッカーです。昨年プロボウルに選ばれました。バッカニアーズのD#の要となる選手で広いパスカバレッジに加えて、ランブロッカーとしての能力も高い。
フィールドの隅から隅まで目を光らせる。将棋で言う「角」のような機能をもった選手です。
大学時代
出身は、ルイジアナ州のスプリングヒル。地元のノース・ウェブスター高校に進学しラインバッカーとRBの両方をしてます。当時の彼はいわゆる不良で、車を運転して警察官から逃げ回ったり、強引な性行為をしたとして、問題視されていて、アンダーアーマー社が主催するオールスターゲームには招待されていません。
こうした議論の渦中でしたが、彼は名門LSUからオファーを受けてタイガースの仲間入りを果たし、2016-2018年の3年間を在籍します。
3年時にはタックルでチームリーダーとなり、四週連続でディフェンス・プレイヤーに選ばれます。これはSECの歴史上はじめてのことでした。
プロでのキャリア
そして2019年。バッカニアーズは彼を1巡5位で指名します。この高順位はすごいですね。LSUからこの順位で指名されたのは、パトリック・ピーターソン以来(2011年)のことです。
Week1からデビューし6タックルをあげます。Week2のパンサーズ戦でMCLを怪我し3試合を欠場。Week6には復活し、シーホークスのQBウィルソンをサック。ルーキーとは思えない見事な活躍を見せてくれます。
そして2年目の2020年。トム・ブレイディがやってきたバッカニアーズで、また彼は張り切ります。スーパーボウル55にも登場し、マホームズのパスをインターセプトするなど、ゲームを決定づけるプレイを見せてくれました。
私生活
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彼の趣味は、馬に乗ることと、でっかい車に乗ること。かっこいいですよねぇー。