スーパーボウルを制したチームで、フルゲーム試合にスターターとして出場したのは、若手の彼にとって、大きな自身になっただろうし成長につながったと思います。プロボウルにも選ばれ大きな自信も付いたことでしょう。
ピースサインをして罰金を取られたり、色々ありましたが、非常に良い選手ですよね。掘り下げていきましょう。
大学時代
出身はオハイオ州の州都コロンバス。しかし高校はテキサス州のウッドランド高校ハイランダーズに進学しています。
お父さんが元NFL選手(Antoine Winfield Sr / 全体23位指名 / 3回プロボウル)ですので、引っ越しでもしたんかなとおもいきや、オヤジはテキサスには行ってません。
その後、また大陸を北上して、大学はミネソタ大学へ。ミシガン大学とはライバルの大学ですね。2016年からミネソタ・ゴールデン・ゴーファーズでプレイする。
でも彼の大学生活は怪我の連続。2年生時も怪我で4試合のみ、3年生も同じく4試合のみ。そしてようやく4年時に12ゲーム出場でき、ブロンコ・ナゴウスキ賞のファイナリストに選ばれました。
またBig Tenカンファレンスの最優秀DB賞を受賞するなど、苦節を味わいながらも最後は見事に栄光を勝ち取りました。
プロでのキャリア
さて、怪我が続いたウィンフィールドですが、2020年ドラフトでバッカニアーズは彼を2巡45位で指名。開幕戦のWeek1からセインツに向かってバチバチタックルをカマしていました。
そして勢いそのままに、スーパーボウルに出場し、優勝を。レギュラーシーズンでやられたカンザスシティ・チーフスのWRタイリーク・ヒルに仕返しとばかりのピースサインをしたのは、印象に新しいですね。
2年目の2021年シーズンでも、エースWRをしっかりマークしながら、ランとパスの両方のお目付け役として機能。この2年でパスカバレッジは飛躍的に進化しています。ルーキー年の58%と比較して、2021年シーズンは、63%と1割近く成長。またランディフェンダーとしての評価も非常に高い選手です。
私生活
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常夏のフロリダにいる彼の遊びは、スノーボード。やっぱり大学時代に雪のミネソタにいたのが影響しているのでしょうね。
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一枚目は、彼が9歳のころ(写真右)。そして2枚目がプロになってから。あのときの少年がプロになり、父親と同じように少年に感動を与えてる。いいストーリーですよね。