こんなにNFLって面白かったっけ?っていうぐらい、開幕戦に引き続きWeek2もめちゃ盛り上がってます。
これほど、NFLの話がしたくなる年はあまりないのでないかと思うほど、今年のNFLは面白いと思うのです。
さてWeek2を、各ディビジョン毎に振り返ってみましょう!
NFLが日本でもっと浸透しますように。
- AFC東地区 ぼっこぼこに負けたドルフィンズ、解雇せよ!の嵐
- AFC北地区 レイブンズがみっごっとに勝利!!!!やったぜ!
- AFC南地区 レイダースが強いぜ、どうしたどうした
- AFC西地区 タイタンズが名勝負展開。シアトルの喉元に食らいつく。
- NFC東地区 新生イーグルスが非常に良い。新時代来たか?
- NFC北地区 パッカーズが復活。そうこなくっちゃロジャーズ
- NFC南地区 バッカニアーズ王者の逃げ切り
- NFC西地区 いやはやラムズが強。強。強。
- まとめ
AFC東地区 ぼっこぼこに負けたドルフィンズ、解雇せよ!の嵐
ドルフィンズの本拠地ハードロックスタジアムにて、対戦したのは、乗りに乗ってるバッファロー・ビルズ。
こんなにファンブルが多いゲームってあまり見ないんじゃないでしょうか。タゴバイロアの出来がもう一つ良くないことに加えて、ドルフィンズはOLがグダってましたね。
特にRTをしてたジョシュ・デイヴィス(Jesse Davis)にはかなり厳しい意見が集中していたみたい。こいつ首にしろーーー!!っていうね。ほんま残酷な世界ですね。
さてなんと無得点で終わったドルフィンズ。QBタゴバイロアも怪我してドナドナされて、今後のことに大課題残しました。地元のゲームでこの体たらくはファンもさすがに意気消沈。第4Qを見るまでもなく帰った人も多かったんでないでしょうか。オーナーの歯ぎしりする音が聞こえてきそうです。
AFC北地区 レイブンズがみっごっとに勝利!!!!やったぜ!
ボルチモアはチーフスを迎え撃ちました。サンデーナイトで負けなし、9月の試合負けなし、レイブンズ戦負けなし、のマホームズとの対戦でした。
レイブンズは逃げ切り型の勝ち方が多く、逆転勝ちはあまり無いチームです。ゲームは始終チーフスがリードを守る展開。レイブンズにとってあまりよろしくない感じ。
QBラマー・ジャクソンのランが今回もガンガン炸裂していました。2年連続で1,000yardを走ったQBは過去にそうはいません。この攻撃スタイルを基本として、レイブンズはチーフスにキャッチアップを図ろうと踏ん張ります。
4Q、レイブンズのディフェンスがチーフスの攻撃を止め続けます。ケルシーにはかなりやられましたが、ヒルを封じ込めたのは大きな成果でないかと。
最後チーフスのターン。一点差でキックレンジまで迫るチーフスオフェンス。しかしRBイレアーの持つボールを、99オウェが見事にパンチアウト。そのままファンブルリカバーしてターンオーバー。これでゲームが決まりました。
ここまで互いに食らいついてきた両者がすごい。無茶苦茶いいゲームでしたね。マジで全部の試合がギリギリで。こんなに盛り上がってええんかいと思います。
AFC南地区 レイダースが強いぜ、どうしたどうした
レイダースは強敵スティーラーズと。昨年までならすんなり負けてたけど、今年のレイダースは全く違う。ゲームを完全にコントロールして、巧者ぶりを発揮。
昨週と変わらず、QBカーの輝きがやばい。コイツこんなに良いQBだったか?と思うほど、ロングパスも精度がたかく、アンダーニースもスピーディー。まるでセインツのブリーズが投げてるように見えました。
そして、タイトエンドのダレン・ウォーラー。今週も活躍してました。よいタイトエンドがいるチームは強くなるように見えます。グロンコウスキー、ケルシー、キトル、そして、ダレン・ウォーラーです。
スティーラーズはロスリスバーガーに皆んなの気持ちが集まってないのか、オフェンスも精彩を欠くという印象。ディフェンスは強かったですが、その壁をカーとOLが見事に打ち破ってました。
なんだか、今年のレイダースはとても強いのか?いやまだまだ第二週。シーズンは始まったばかりですぞ。
ブラウンズ、テキサンズ戦、これは難なくブラウンズが勝つやろ思ってたけど、、なんのなんの。テキサンズなかなか強い。
メイフィールドのパスも2回ほどインターセプトされて、あと少しの力が加わったらテキサンズに傾きそうな緊張感。
しかしブラウンズのRB達、ニックチャブ、カリームハント、そしてもう1人の無名の選手がゲームを形作った。このゲームの勝利はOLとRBのお陰でしたね。
AFC西地区 タイタンズが名勝負展開。シアトルの喉元に食らいつく。
どちらもDLが強かった。タネヒルも落ち着いたQBぶりでしたが、ヘンリーのランがあまり出ず、リズムに乗れないまま後半へ。シアトルはやはり地元の利が活きたのか、相手のミスをチャンスに変えてゲーム作りましたね。
ウィルソンはほんの少しの隙にもボールを投げてくる。落ち着いた冷静さと居合抜きのような鋭さ。これがシアトルの強さですね。
タネヒルもすごい良いQBやなぁと思いました。追いかける展開でしたが、焦ることなくゲームを崩さない。
ヘンリーのランが後半からグイグイ伸びてきて、最後の最後にらなんと同点!そしてオーバータイムにてテネシーが逆転する!なんてドラマチック展開ですかね。
序盤の様子みてるとシアトル有利でしたが、タイタンズお見事でした。相当苦しい我慢比べ。一度も顔を下げなかったタネヒルがすごいと思います。
チャージャーズとカウボーイズ戦。どっちを応援したいかいうと、チャージャーズ。若いQBが2年目なのにしっかり成長してきて、抜け目ない展開。あとはRBさえ調子でてきたら、もう少し楽な展開になるかも。
カウボーイズはプレスコットは流石の安定感。ラム、クーパーなどのターゲットもしっかり活躍してました。
それに合わせて、RBポーラート(Pollard)。誰だこいつという人で、このゲームでめちゃ活躍してたらので検索しちゃいました。彼にエースのジークがいます。
ターゲットもRBも全体をうまく使いプレスコットは良いゲームメイクしてたように思います。でもレッドゾーンでの成功率は低かったように感じました。ここは課題ですね。
それにしても新しい拠点のSOFIスタジアム。何度見てもメチャクチャカッコいい!
NFC東地区 新生イーグルスが非常に良い。新時代来たか?
イーグルスはサンフランシスコと対戦。昨週はファルコンズを3-32と圧倒したんですが、今週は様子が違います。さすがナイナース強い。
ゲームは負けたけど、QBジャレン・ハーツの存在感は消えなかったです。落ち着いていましたし、いろんなシチュエーションで適切な判断ができていたように見えました。
またドノバン・マクナブとまでは行きませんが、ランプレイもできるところは大変貴重です。ボールキャリアになっても熱くならず、サイドラインに出る安全なプレイ。損切りできる賢さもあるところは、ウェンツと違いますね。
ナイナースも昨週の無双ぶりではなく、前半戦はリードされる展開でした。ガロポロはこうなると弱い、、、のが今まででしたが、RBやレシーバーが素晴らしいプレイでチームに活気を与えてくれましたね。
DLもボーサがQBに厳しくプレッシャーをかけて、イーグルスオフェンスを縮こまらせてました。ボーサはこの試合でジャレンハーツの初被サック、どちらの面でもナイナースの勝ち。
さてさて、新人トレイ・ランスの本格投入はいつになるのか。このまま調子が良ければ今シーズンはガロポロのまま行くでしょうね。今は研究練習吸収の時。頑張ってください。
NFC北地区 パッカーズが復活。そうこなくっちゃロジャーズ
開幕戦ひどい点差をつけられたグリーンベイ・パッカーズ。アーロン・ロジャーズの実力もここまでか、結婚したタイミングが悪かったんか?などなど悪態ついてました。
しかしライオンズとのゲームでは、本来の実力をしっかり発揮して、最高のゲーム展開でした。ダブルスコアをつけての横綱相撲という形でした。
しかし、残り短くなってきて、16点差のあるライオンズがオンサイドキックを成功させて、なんとなんとギリギリのギリギリまで噛み付く神展開。最後まで分からんって言うけど、ここまで最後まで分からんかと、NFLの面白さを改めて知った感じです。
ミネソタ戦、カーディナルズの勝利で終わりましたが、これは全くの互角。最後の最後フィールドゴールをミスして、逆転にならなかっただけです。だってゴールポストまで30ヤードでしたからね。普通なら勝利。
バイキングズ はRBダルビンクックがガンガン走ってました。彼のプレイは信じられないですね。カットバックしてるのに、スピードが落ちない。こんなランナー居ないです。
マレーのパスも冴えてました。新規加入のグリーンとの相性も良く、ロングボム決めてゲームの空気を一変させる武器を手に入れました。しかし、インターセプトも2つあり、諸刃の剣だなぁという危うさは拭えない。
いやはやカーディナルズ。九死に一生を得る、いや一勝を得ました。ここで勝てたのは大きな差です!今年のアリゾナは持ってますよ!
NFC南地区 バッカニアーズ王者の逃げ切り
ブレイディ率いるバッカニアーズは、第1Qで2本のタッチダウンを奪い、ゲームメイクに成功。第2Qにも1本TDして、前半戦を21ー0という形で作り上げました。
こうなるとファルコンズは厳しい。QBライアンは強肩のパッサーですが、バッカニアーズの敷いたD#は鉄壁。皮は切らすが体までは切らせない。そんな強さがあります。空手で言う三戦立ちの姿勢を敷いたタンパをこじ開けるほどの爆弾は、現在のアトランタにはありませんでした。
NFC西地区 いやはやラムズが強。強。強。
ラムズはコルツと対戦。僕はコルツは今年強いと予想してたんですが、立ち上がりはあまり良くなかった。
イーグルスから動いたQBウェンツもあんまり出来が良くなく、焦りも見えた。OLが負けてポケットがクラッシュする場面も何度かあった。コルツのユニットで勝てなかったら、ラムズはどんだけ強いんだよと。
ウェンツはスクランブルで走る場面も多かったけど、その度頭から突っ込む。あれは危ない。昔からの癖なんだろうが、怪我の心配が凄くある。ブレイディのように足からのスライディングで安全にやるべき。
点差は同点くらいのシーソーゲーム。でも常にラムズがリードしてる形をキープしたまま、ゲームメイクされていた。最後も時間一杯の展開で、ラムズがフィールドゴールを決めて3点差をつけての勝利。監督マクベイの掌中の上という感じがしました。
コルツオフェンスを助けてたのは、defenseのダリウス・レオナルド。彼は変わらずすごい。コルツはまだまだ完成度が高くなりそう。三週目以降の変化に期待です。
まとめ
こんなにNFL面白かったっけ?っていうのが感想。今年はどこのチームも等しく強いように思いますね!まさにレベニューシェアでしょうか。とにかく誰かと話を共有したいですね。いつか仲間と観戦会を企画します。