さて!今年もスタートいたしました!NFL2021シーズン!
海外ドラマにハマってない人に
「どの作品が面白い?」って聞かれます。
これに返す的確な返答はですね。
「続編をバンバン作ってるヤツ!」
です。
アメリカってね、すごく合理的な考え方で物事が決定されるんです。ドラマ作品を作る目的は?お金を儲けたいから。なので人気がない作品は、未完成でもシーズン途中であっても、いきなり投資が打ち切られて終了します。
逆にいうと面白い作品には、続編に投資するチャンスが開かれます!それがシーズン3、4,5と続いているってのは、毎年毎年の人気投票で変わらずレベル高い結果出してるってこと。だから、続編があるやつは間違いなく面白いんです。
「NFLはシーズン102!」
こんなことあります?どう!?
しかも脚本なしのマジ!!なのにドラマ以上にドラマチック!!!面白いの間違いないの分かります??
というわけで、NFLがヤバイってのが十分伝わったことと思います。さて!新シーズンが始まったわけです!期待が高まるのも無理がありません!
さて、Week1。地区ごとに振り返ってみましょう!NFLが日本でもっと浸透しますように。
- AFC東地区 勝利したのはドルフィンズのみ!
- AFC北地区 ブラウンズが激闘を惜敗
- AFC南地区 なんと!!テキサンズだけが勝利!
- AFC西地区 全チーム勝利!レイダースの激アツゲーム!
- NFC東地区 イーグルスが横綱相撲。
- NFC北地区 優勝候補のパッカーズがボロボロ・・・
- NFC南地区 タンパベイさすが!ブレイディはやはりスゴイ。
- NFC西地区 全チーム勝利。この地区から目を離すな。
- まとめ
AFC東地区 勝利したのはドルフィンズのみ!
同地区対決になったドルフィンズとペイトリオッツ。ゲーム全体を見ると、ホームのペイトリオッツ側が試合巧者という印象でした。新人QBマック・ジョーンズも全くルーキーぽくなく、完成形に近い形のプレイをしているように見えます。しかし、レッドゾーンに入るもののそこからが弱い。アメフトが陣取り合戦ならば勝ててますが、点取合戦ですからね。残念。
QBタゴバイロア率いるドルフィンズは、かなりハードに伸び伸びとしたプレイをしている感じ。こちらはプレイは荒削りで個人的な能力を存分に活かした感じ。それが功を奏したのか、いいタイミングで良いプレイがでました。でも決定的だったのは、相手のミスでしたね。
AFC北地区 ブラウンズが激闘を惜敗
2年連続スーパーボウル出場のカンザスシティ・チーフスと対戦。ブラウンズのゲームはOLが強くて、ハント・チャブの二人のRBとの息の合い方なども見事。これが16連敗してきたチームなのかと変身ぶりに驚きます。間違いなく今年のスーパーボウルテンダーの一角です。
だけども、結局この男。QBパトリック・マホームズと、WRヒルのロングボムが炸裂。これでモメンタムが代わりチーフスが逆転。終盤までリードしてきたブラウンズQBメイフィールドは、残り時間の短さなどに、焦りがでたのか、先程までの成功率が落ち、ゲームに敗北。でもブラウンズは強い。それは間違いない。
AFC南地区 なんと!!テキサンズだけが勝利!
この地区の最大の注目は、ドラ1QBトレバー・ローレンスのプロデビューです。皆が予想するように、純金の卵を産む雌鳥なのか、それともただのブロイラーなのか。テストの試合です。
ローレンスは未だクイックなスローイングは身につけてなく、パスの精度もさほど高くない。チームもまだまだ改革中なので、この試合はあまり良いプレイを見せることができなかったようです。
ホームのNRGスタジアムでプレイするテキサンズ。QBタイロッド・テイラーはチームを渡るジャーニーマン。テキサンズのスターターとしての初登場でしたが、なんと37点も奪う大展開。脚でも稼ぐし、パスもうまくいきました。あれ?デショーン・ワトソン不要説???ですかね。
AFC西地区 全チーム勝利!レイダースの激アツゲーム!
レイダースのこの試合が今週で一番オススメのゲームです。レイブンズvsレイダースのマンデーナイト。こんなドキドキハラハラする展開のゲームはなかなか観れるものではなく、さらに全米放送、またラスベガスの新スタジアムの満員御礼のフルパッケージの超盛り上がりです。観客は最高のゲームを見れたことだと思います。
レイブンズもレイダースも一歩も引かずの殴り合い。オフェンスで殴りディフェンスで殴りの熱いゲームでした。レイダースのTEダレン・ウォーラー、WRハンター・レンフロウも素晴らしかった。それにしてもめちゃくちゃいいゲーム。最高・最高。
NFC東地区 イーグルスが横綱相撲。
ファルコンズとの対戦のイーグルス。今年のアトランタ・ファルコンズは仕上がり不足という感じはありますが、それにしても32-6という点差は圧倒的でした。イーグルスのOLはD#を押し込み、新人QBジャレン・ハーツのデビューを助けました。おかげでハーツは伸び伸びとパスが投げられ32点もの得点をあげ、自信をつけることができましたね。
フレッチャー・コックス、ブランドン・グラハムらの攻撃力は相変わらずの驚異。ファルコンズのOLでは彼らを支えきれず、ついぞ最大の武器マット・ライアンも仕事ができないままゲームを終えることに。今年の最弱はファルコンズになるかも知れません。
NFC北地区 優勝候補のパッカーズがボロボロ・・・
今年ラストチャンスと言われてるパッカーズ。スーパーボウル候補の一角として期待が高まっていたんですが、この試合、全くダメでした!ダバンテ・アダムスもグラウンド・アタックもすべて不発。なんと1本のタッチダウンも獲れず。奪えたのはFG1本3点のみ。こんな弱いパッカーズは始めてみました。
対するセインツ。これはめちゃ強。タンパベイから追われて、バックアップQBの苦難を味わってきたQBジェイミス・ウィンストンが大爆発!37点も奪う大車輪でしたね。
パッカーズのこんなゲーム見たこと無いよ。オフにチームと揉めてる時って本番スタートしてからも、ズルズル弱いままだって良く言いますが、今回もそんな形になっちゃいました。
ロジャーズはオフシーズンにチームと大モメ。同時に恋人のシェイリーン・ウッドリー(29歳)と結婚。ずっと独身の彼に生活の変化が一気に訪れ、チームとも上手く行ってない。これは荒れそうな1年になりそうです。さぁどうなるアーロン・ロジャーズ。
NFC南地区 タンパベイさすが!ブレイディはやはりスゴイ。
キックオフゲームになったのは昨年優勝のバッカニアーズ。対するのは強敵カウボーイズ。見事な名ゲームになったわけですが、注目するべきはバッカニアーズの完成度の高さ。無駄の無さ、集中力の高さ、ブレイディの完璧さでした。
この試合で、WRアントニオ・ブラウンが完全に復活しました。あのワガママだった悪童ABがこんなに素直にフットボールしてるなんて、2年前には信じられせん。どのチームも匙投げたのに・・・。マジすごいマネジメント力。
さてカウボーイズも素晴らしかった。ゲームは1点2点で勝敗が分かれるほどの接戦でした。ダラスのOLもバッカニアーズD#に負けじとグイグイ押し込み、プレスコットは、WRクーパーや、ラムに素晴らしいパスを投げてました。RBエリオットの活躍があまり見られませんでしたが、どちらが勝ってもおかしくない勝負で、2021年のまさに幕開けとなる名ゲームでしたね。
NFC西地区 全チーム勝利。この地区から目を離すな。
シーホークスはコルツを完全に封じ込め。QBカーソン・ウェンツに仕事を點せませんでした。コルツOLもかなり強いんですが、シーホークスD#は見事でしたね。こんな強かったかな。O#も変わらずいい。あとはOL次第。
カーディナルズもタイタンズに見事勝利。こちらもD#が強かった。前半で18点もリードした展開でタイタンズは常に焦っていました。バタバタするとろくな事がない。そんなゲーム展開でしたね。マレーも走れるしやっぱり良いね。
ラムズはすごいD#強かった。相手になったのもD#に定評があるベアーズ。でもやっぱりDTアーロン・ドナルド、CBジャレン・ラムジーの2大スターの前にO#タジタジ。ベアーズのジャスティン・フィールズのデビューTDも見れたし、まぁOKか。
49ersはライオンズに41点も取る展開。QBはガロポロで、新人QBトレイ・ランスはまだスターターというわけでないんですね。それにしてもこれは出来すぎ。昨年のガロポロは追いかけるゲームになると弱かった。今年はどんな選手になってるか。
まとめ
色々書きましたが、素晴らしい開幕でした。どのチームも良かったですが、今年はブラウンズ!強いと思います!負けたけどね。少しずつ修正していくでしょうし、2週目が楽しみです。