NFL の楽しみ方は、色々あります。
①試合をみて興奮する。
②チームの作戦をみて惚れ惚れする
③選手の集め方をみて楽しむ
これらは普通の楽しみ方です。
でも僕みたいな素人目線では、
①給料どれくらいなん?
②どんな車乗っとるの?
③彼女・嫁さん、どんな人?
みたいなことが気になります。
さて、今回の記事では、超入門らしく、ドラフトで名前を呼ばれた選手たちのファッションに迫ってみたいと思います。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
ではどうぞ。
- 最高にクール。こんな発想はなかっなぁ
- 政治的メッセージを盛り込んだスーツ
- ルーツを感じさせる仕立て
- 育ちの良さとアバンギャルドさが共存
- やんちゃな大人なスタイリング
- 外し方がすごすぎるのに、まとまってる
- 白無垢姿の花嫁のようなスタイリング
- 一見コンサバ よく見たらイケイケ
- まるでプルデンシャル生命保険?でもいい感じ
- コンサバすぎるけど、イケメンだから許します
- なんで普段着なん!?
- まとめ
最高にクール。こんな発想はなかっなぁ
僕的に一番オシャレに決めてたのは、アラバマ大学のデボンタ・スミス。彼はなんとスーツをガウン風に仕立てて登場してました。ダブルのスーツかと思わせといて、ガウンだなんて。スーツの伝統を完全に壊しました。
いやー、でも様になってます。最高。かっこいいーー。
政治的メッセージを盛り込んだスーツ
こちらはブラウンズから指名されたCBグレッグ・ニューサム(ノースウェスタン大学)です。普通のブラックスーツに、赤がアクセントに入ってるのかと思わせといて
背中にはBlack lives matterの文字が。そして「Say their names」。うーんなるほど!
ルーツを感じさせる仕立て
これまた素敵です。ミシガン大学のクウィーティ・ペイ。彼がリベリア紛争の難民で、生後半年にアメリカに移民してきたのは以前説明しました。そんな彼はこんなスーツ
胸のチャームにはエレファント。彼がアフリカンをルーツにしていることを感じます。象は、ハンニバルの時代から戦象といって、凶暴な動物でもあります。日本では動物園の優しいイメージがありますが、やはり凶暴なのです。
スーツのラペルには、象牙でしょうか。それとも牙なんでしょうか。彼がアフリカ出身であることと同時に、動物のような怖さをもっていることも同時に表現しているかのようです。
育ちの良さとアバンギャルドさが共存
こちらはCBパトリック・サーティンのスーツです。ピンクを生地に仕立てるのは結構いろんな人がやってきましたが、こうエレガントにまとめられたのは、あまり無いように思います。過去にもカイラー・マレーがピンクスーツでしたが、正直いまいちでした。
パンツはハイウエストのノータック。ジャケットの裏地はバラです。表地に柄をつかってないので、裏地でこれくらい遊んでも、まぁ許せますね。僕にはもう、こういう遊びは無理ですわ。
足元もスッキリと。と思いきや、靴にはプレイステーションのコントローラーのデザイン。こうして少しだけ遊びを入れてくる感じが、すんごいセンスよいなーと思います。
彼はこういうアクセサリーもつくってるようで、めちゃくちゃゲームが好きなんですね。靴にもデザインしちゃうくらいですから。ソニーの人には、サーティンを使ったCMをぜひ作っていただきたい。
やんちゃな大人なスタイリング
ペンステートのLBマイカ・パーソン(カウボーイズ指名)はダブルブレストのブルーのスーツ。しかし、シャツはブラックで外しています。ネックレスをネクタイ代わりにコーディネーしています。やんちゃな感じが漂ってきて、すごくカッコいいです。
外し方がすごすぎるのに、まとまってる
ドルフィンズから指名を受けた、アラバマ大学のWRジャレン・ワドルのファッションセンスは秀逸です。柄に柄を重ねて、寸足らずの足元、靴はエアフォースワンにスパンコールとテーマが混ざりまくってます。しかし、それでも一つのファッションとしてまとまってます。すごいセンス。
シャツも三色使ってて、スーツも三色にラペルは切り替え、ボタンも二色。足元はスニーカー。なんでこれが上手にまとまってるんでしょう。この人が一番センス良いかも知れないですね。
白無垢姿の花嫁のようなスタイリング
矢沢永吉か!といいたくなるほどの、真っ白なスタイリングに徹したのが、LSUのジャマール・チェイス。他の色を一切排除したのは、随分思い切った選択です。
しかし、真っ白だからこそです。右ラペルにあるLSUバッジ、そして新チームのベンガルズマスクが大変映えます。まるで花嫁衣装さながら、新チームのカラーに染まる覚悟です。と言ってるようにも見えますね。こういうコーディネートもあるんですねぇ。さすが。
一見コンサバ よく見たらイケイケ
さて、こちらは全体3位指名をうけたQBトレイ・ランス。サンフランシスコ・49ersからデビューしてきます。彼のファッションはチラリと見るだけなら、ネイビースーツの三つ揃えで、非常にコンサバティブに見えます。
でもよく見ると、スーツではなくタキシードなんですね。しかもラペルのところには、超上等そうなシルクのシボをつかってます。よく見るとマスクも同じ素材のを使ってるようです。
そして手元には、カルティエのサントスを。ダイヤモンドを敷き詰めてギラギラにしています。こういうの嫌いじゃないぜ!いいぞランス!
足元は、ルブタンのスタッズのスリッポン。レッドカーペットに黒い靴が映えますね。全体としては大人らしいまとまりですが、随所に強い自己主張を感じます。いいですね。こういうの。QBらしいと思いますよ。
まるでプルデンシャル生命保険?でもいい感じ
ノースウェスタン大学、OLのラシャーン・スレイター選手です。チャージャーズですね。OLって体が大きくなりますから、それを逆に活かしたブロックチェックの柄を使ってます。襟の色を変えているのが、目を引きます。こんなカスタムの仕方があるんですねー。
コンサバすぎるけど、イケメンだから許します
ブリガムヤング大学から、NYジェッツにいくQBザック・ウィルソン。彼のファッションはまるで就活中の大学生のようです。しかし、彼の堅実そうな性格が現れてて好感が持てますね。きっとプロになってからは、もっと変わっていくのでしょう。怪我しないでね!
なんで普段着なん!?
タイタンズから指名された、CBケレブ・ファーリー。この人、不思議とTシャツで自宅で。しかも一人です。「何ナノ?パソコンオタク?」?と、不思議に思っていましたら。
彼はコロナに感染して陽性だったんですね。泣く泣く自宅待機中で、家族や友人とも喜びを分かち合えなかったそうです。彼のような方もたくさんいたことでしょう。早く収まって欲しいですね。(ブログのコメントで教えていただきました。ありがとうございます。)
まとめ
以上です!ドラフト1巡の奴らは、怪物ばかりだけど、同じようにファッション楽しんだりする若者なんだなと共感を覚えます。プロになって選手としてだけでなく、アメリカの若者って一面もまた見せてほしいですね。
では〜〜!