第三弾は、当然スペシャルチームです。パンター・キッカー、リターナーなどが発表されてます。それではご紹介していきましょう。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
- P ジョニー・ヘッカー(ラムズ)2012~
- P シェーン・レヒラー(レイダース・テキサンズ)2000~2017
- K ステフォン・ゴストコウスキ(UFA)2006~2019
- K ジャスティン・タッカー(全会一致)レイブンズ 2012~
- PR タイリーク・ヒル(チーフス)2016~
- PR ダレン・スプロールズ(イーグルス)2005~2019
- KR デヴィン・ヘスター(ベアーズ)2006~2016
- KR コーダレル・パターソン
- まとめ
P ジョニー・ヘッカー(ラムズ)2012~
プロボウル4回、オールプロ1st4回選出の名パンター。たまにパントフェイクでパスも投げます(年間2~3回)。パンターでは、リーグ最高額の5年$18.8Mの契約を結んでます。
スーパーボウル53で第3Qで見せたパント。65ヤードのパントは、スーパーボウル史上最長の距離になりました。
パントってあまり注目されないんだけど、これの出来いかんによってゲームがかなり有利に運べる重要なファクターです。相手の時間を奪うにも、陣地を回復する上でも、パンターが担っている責任はかなり重いのです。
P シェーン・レヒラー(レイダース・テキサンズ)2000~2017
2012年までの13年間をレイダースで過ごし、残りの5年間をテキサンズで過ごしたパンター。2010年代のリストなんだけど、彼が主に活躍したのは2000年代だと思うんだよね。それでも最後のシーズン2017年(41歳)には、パントydsで4,507ydsと、リーグリーダーになってる。やっぱり彼の右足はすごいんだなぁ。
プロボウルには7回、オールプロ1stには6回も選ばれれる。パントリーダーには4回(2003.2008.2009.2017)タイトルとってて、ヘッカー以前なら彼がナンバーワンのパンターでしょう。テキサンズ時代のチームメイト、J.J.ワットとは良い友人関係が続いているようです。
K ステフォン・ゴストコウスキ(UFA)2006~2019
ペイトリオッツで長年プレースキッカーをしてきたゴストコウスキがオールディケイドに選ばれました。残念ながらペイトリオッツとは、延長契約が結べませんでしたが、まだまだ彼は36歳とキッカーとしては若いです。これからどこのチームと契約を結ぶか楽しみです。
2006年から19年までの14年間、平均してFG成功率が87.4%と実に高い。ゴストコウスキの右足でスーパーボウルを優勝したのもありました。勝負を決める場面で成功させる男っていうのは、そうはいません。
K ジャスティン・タッカー(全会一致)レイブンズ 2012~
プロボウル3回、オールプロ1st4回選出。なんと珍しく、オールプロのほうが多いという稀有な人。ある意味ファンからの人気がないのか。2012年から19年までボルチモア一筋。8年間のキャリアで平均90.8%の成功率はリーグ1位。満場一致で最強軍団の仲間入りした数少ない人です。プレースキッカーとしてこれから益々脂が乗ってくる時期。リーグ最強の右足でずっとレイブンズにイて欲しい。
PR タイリーク・ヒル(チーフス)2016~
別名「チーター」と言われるほど足が速い。彼はNFL選手の中で、最も脚が速い選手として有名です。40ydsでのタイムは4.29sで、ベンガルズのジョン・ロス4.22sに少し及びませんが、長い距離を走らせたら、ヒルのほうがいいし、ストップ&ゴーもヒルのほうが速い。つまりCBを撒くのが上手ということです。
さて彼は、WRとしてもですが、リターナーとしてもすごい。デビューした2016年にはパントリータンTDを2回(しかも95yds)を記録している。誰もヒルを止められない。彼がチーターと言われるようになった年でした。
PR ダレン・スプロールズ(イーグルス)2005~2019
RBとして活躍した選手。All Decade 2010-O#チーム編にも出てきたけど、とにかく運動神経のすごい人。身長168cmしかなくて、プロの体格とは到底言えないのですが、こうして第一線で、15年間現役でプレイし続けたというのは本当にすごい。パントリータンでは2014年に506yds、2回のリターンTD、2015年にも446ydsリターンTD2回。なんと2期連続のリーグリーダーに輝いた。イーグルスの宝ですよね。
KR デヴィン・ヘスター(ベアーズ)2006~2016
2016年に引退したキックリターナー兼WR。2006年にデビューした年にパントリータンで600yds、リターンTD+キックオフリターンTD2回でリーグリーダー。翌年も651yds4回TDでリーグリーダーに輝いた。通算3回のオールプロ、4回のプロボウルに選ばれてる。
2017年の12月12日に正式に引退が発表された。引退当日の1日だけベアーズと契約し、ベアーズのチームメイトとしてマット・フォルテと同様にベアーズで引退セレモニーが開催されました。
彼が2007年に残した年間4回のパントリータンTDは、現在でもNFLレコードとして他に破られることなく輝いています。
KR コーダレル・パターソン
ドラフト1巡でデビューしたWRであり、RBであり、リターナーである人。バイキングス、レイダースでプレイし、2018年にペイトリオッツでスーパーボウル優勝に貢献した。RBとして188cmの長身からガンガン前にでてくる強引なランプレイ。それにリターナーとしても、巨大な塊が猛スピードで走ってくる。位置エネルギーの高さでいうとリターナーとして、紛れもなく王様だと思う。
バイキングスでデビューした2013年に、109ydsのキックオフリターンTD。これは現在もNFLレコードになってます。さらに同じ年に100ydsリターンTD、75ydsレシーブTD、50ydsラッシュTDの3つを同時に成功した最初のNFL選手として記録されてる。
まとめ
O#チーム、D#チームに目が行くのは当然ですが、スペシャルチームもやはり超人ばかりのNFL。リターナーとか専属でのポジションではないものの、パターソンなんかは存在感がすごいですよね。
脚一本で世界を変える。そんなパンターやキッカーにも注目です。ある説では、一番やりたくない仕事の一つに数えられるほど、避けられるポジショんでもあります。そんな 恐怖のプレッシャーに身を晒し続けている人達は、まさに超人です。御見逸れいたします。