NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【マリオタ語る】なぜレイダースと契約したか?

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全体2位指名を受けてスターターQBとして、NFLにデビューした綺羅星。5年の歳月を経て、彼はタイタンズからレイダースへと移籍を決めた。

レイダースには、スタータQBのデレック・カーが健在。ハイズマン賞を受賞し、プロでも引けを取ることなく活躍してきたマーカス・マリオタ。そんな彼がなぜバックアップQBのような扱いで、新チームに移籍することになったのか?

 

今回の記事では、その心中を少し調べてみました。

日本でもっとNFLが浸透しますように。

マリオタのインタビュー

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これがマリオタがインタビューに応えた内容だと言われてます。画像にするとちょっt見づらいので、テキストをつけておきます。

“There were two priorities that I had while I was going through this free agency process. Number one was to find stability. I wanted to be part of an organization that had a stable head coach, that had stability in the front office,” Marcus Mariota explained. “And then secondly for me, I wanted to be part of a coaching staff that could bring out the best in me, that could embrace my talent and just kind of put my best foot forward… the bonus and the cherry on top of it was being closer to home and being in Vegas and again I really can’t stress it enough, we’re just so excited.”

さて、どういった内容だったのか。ちょっと分解してみます。

 

彼が求めたのは「Stability」

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【Stability】・・・日本語にすると「安定さ」とでもいうのでしょうか。水平を保つ器具のことをスタビライザーと呼んだりしますね。

マリオタは怪我で悩まされてきた選手でもあります。そのため出場機会を失うこともあり、自身の処遇について非常に先行き不透明な中、もがいてきたことだと思います。それが苦しかったんでしょうか。

「安定したHCのもと組織されてるチームで活躍したい」と、言っており、ある意味HCをコロコロ変えるタイタンズを軽く批判しているようにも聞こえます。

 

次に重視したのは、自身の「可能性」

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【bring out the best in me】・・・これも「今まで以上の自分を引き出す」という意味ですかね。

マイク・ブラベルHCの支配下のもとにあるコーチングスタッフでは、自分の才能を引き出すには限界があるという判断でしょう。まぁつまり「彼らとはウマが合わん」「どうもしっくり来ない」という印象をもっているんでしょう。

ジョン・グルーデンを比較すると、彼はバリバリのコーチ畑出身の人物。マイク・ブラベルは元々NFLプレイヤーでスーパーボウル優勝のLBです。指導的意味でも、一日の長ありと睨むのは、素人目でも理解できます。

また、正直な話。レイダースのQBデレック・カーはスターターですが、それほど勝利を与えてくれていません。2020年はバックアップQBの覚悟で契約をしていますが、自分が成長してカーを追い抜く可能性をも示唆してるのでないか。それも十分あると僕は思いました。

 

まとめ

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ということで、デレック・カーとマーカス・マリオタという二枚看板でスタートする新生レイダース。これはとてもドラマがありそうなチームになってきました。さすがジョン・グルーデン!僕はここまで用意されてるとは思いませんでした。さすがNFL。ドラマチックですねぇ。

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