トム・ブレイディのタンパベイ移籍と同日、チャージャーズのQBとして16年間つとめたフィリップ・リバースがコルツに移籍しました。
これはもう、一つの時代の終焉といって過言でないでしょう。
チーフスのQBパトリック・マホームズの到来と、2000年代を形作ったQBたちの移籍。時代の転換期がいま来ているんですね・・・・。
とても寂しくもあり、そしてまた、新時代のNFLを応援したくもなります。
これからのリバースについて、少しまとめてみます。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
NFLの公式発表
Colts agree to terms with QB Philip Rivers on one-year deal worth roughly $25M. (via @judybattista + @RapSheet) pic.twitter.com/lMz6o4U1uJ
— NFL (@NFL) March 17, 2020
間違いなくリバースのコルツ移籍が決定しています。そうですか、コルツですか・・。
16 electric seasons with the Chargers.
— NFL (@NFL) March 17, 2020
Philip Rivers starts a new chapter in Indy. pic.twitter.com/Eo6pD7cVO6
なんだよ・・・・寂しいじゃんか。 僕は、こんなにリバースのことが好きだったんだなぁ。
色々あったよね・・・フィリップ・リバース
フィリップ・リバースはプロ契約の最初のころに随分右往左往したエピソードがありました。ドラフトではフィリップ・リバースはジャイアンツからの指名。だったのに、全体1位で指名うけたイーライ・マニングが、
「僕はチャージャーズなんかと契約しないからね!」
とか元木ばりの文句言うてね・・・・。
そんでジャイアンツに指名されたリバースに、GMから、
「いやすまんなぁ。いきなりやけどトレードええかな??」
とね。なんか大人たちの勝手で振り回されてたんですよ。
だけども、リバースは文句いうことなく、 「いや、僕はどこのチームでもがんばりますよ」って言ってくれて、チャージャーズに来た人なんですよ。(セリフは僕の勝手な想像です・・・)この辺の経緯は、こちらの記事参照ください。
当時はドリュー・ブリーズとチームメイトだったんですよね。それから16年ですよ16年。思春期真っ盛りの16歳の少年が、32歳になって二児の父くらいになってる年月ですよ。ずっとチャージャーズでね。うーん。好きだなリバース。
リバースの契約金額は$25Mです
リバースの契約は、2019年で満期になってました。これからは契約延長なのですが、チャージャーズは彼に見切りをつけたんですね。もしくは金額面で合意ができなかったのかも知れないです。
コルツは、昨シーズン開幕直前に、急遽スターターQBのアンドリュー・ラックを失い、QB探しでは大変な思いをしています。チャージャーズで16年アタマ張ってきたリバース兄貴ならば任せたい。そんな思いを感じます。
フィリップ・リバースは現在38歳。トム・ブレイディや、ドリュー・ブリーズの活躍をみても、40歳で引退というラインまでは頑張ってくれるんじゃないかなと思います。出来れば、2020-2021をやりきって、スーパーボウルを狙いに行って欲しい。
まとめ
本当に「時代が終わる」って感じがしてきました。ブレイディは20年、リバースは16年、そしてミスター・カウボーイズだったTEのジェイソン・ウィッテンまでもレイダースへ。名物選手がいなくなるのは、とても寂しい。でも変化は楽しい。
リバース引退後は、コルツは次なるQBを探しに行かないとなりません。これもまた苦難の道。QB探しで成功しているチームってやっぱり安定して強いですよね。コルツも応援したくなります。
それよりも先に問題にあがってくるのが、「チャージャーズのQBどうするねん問題」です。リバースを放出したのはいいけど、狙ってたトム・ブレイディはバッカニアーズに先越されました。残っているのは、やはりこの人か?????