「アメリカで最高の視聴率を記録しているのは、全てスーパーボウルです」
NFL好き、アメフト好きな人の中では有名な話ですよね。
僕もスーパーボウルを語るときに、友達に同じことを言ってきました。ですが、詳しい数字のことまでは正直調べたことありませんでした。
そこで今回は、NFLスーパーボウルの歴代視聴率推移を調査し、どれくらい国内にインパクトをもっているかを比較してみたいと思います。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
これが現実 Wiki調べ
Wikipediaにて調べたところ、歴代視聴率が並んでいました。グラフにしてみると、上記の通りになります。第1回~第54回まで、平均43%となります。どうも視聴率40%を推移しているようですね。
さてこの視聴率40%超え。他のテレビ放送と比較して高いのか、低いのか。それを検証してみたいと思います。
さて、アメリカ歴代視聴者数ランキングは?(百万人)
Ranking | 番組 |
視聴者数 |
放送日 |
1 | Super Bowl XLIX | 114 | 2015年2月1日 |
2 | Super Bowl XLVIII | 112 | 2014年2月2日 |
3 | Super Bowl 50 | 112 | 2016年2月7日 |
4 | Super Bowl XLVI | 111 | 2012年2月5日 |
5 | Super Bowl LI | 111 | 2017年2月5日 |
6 | Super Bowl XLV | 111 | 2011年2月6日 |
7 | Super Bowl XLVII | 109 | 2013年2月3日 |
8 | Super Bowl XLIV | 106 | 2010年2月7日 |
9 | M*A*S*H (ドラマ最終回) | 106 | 1983年2月28日 |
10 | Super Bowl LII | 103 | 2018年2月4日 |
11 | Super Bowl LIV | 100 | 2020年2月2日 |
12 | Super Bowl XLIII | 99 | 2009年2月1日 |
13 | Super Bowl LIII | 98 | 2019年2月3日 |
14 | Super Bowl XLII | 97 | 2008年2月3日 |
15 | Super Bowl XXX | 94 | 1996年1月28日 |
16 | Super Bowl XLI | 93 | 2007年2月4日 |
17 | Super Bowl XX | 93 | 1986年1月26日 |
18 | Super Bowl XXVII | 91 | 1993年1月31日 |
19 | Super Bowl XL | 91 | 2006年2月5日 |
20 | Super Bowl XXVIII | 90 | 1994年1月30日 |
見事にトップ20位(95%)をスーパーボウルがとっています。NFL SuperBowlの平均視聴率が43%(ここ10年では45%)が、アメリカ国内で圧倒的といえる証拠ですね。
このトップ20に唯一食い込んでくるのが、1970年代のメガヒットドラマシリーズ、「M*A*S*H」(マッシュ)です。ドラマは11年続き全251話。1983年2月末に放送された最終回では、スーパーボウルに食らい込む見事な視聴者数を叩き出しました。このマッシュはすごいですね。まさに国民的人気ドラマですね。
30秒CMの単価は大幅上昇
1980年 $222,000(5550万円)
1990年 $800,000(1億2千万)
2000年 $2,100,000(2億1千万)
2010年 $2,800,000(2億5千万)
2020年 $5,399,873(6億円)
( )内は、当時の為替レートで円に換算した金額です。アメリカのインフレ率と勘案すると実際の市場価値は見かけほど上昇していないと思いますが、それでもスゴイですね。しっかりとリーグが成長しているからこそ、CM枠に高い値がつけられています。
まとめ
改めて、数字に置き換えてみると、スーパーボウルの人気の高さが伺えます。本当に一度アメリカで体験してみたいなと思います。
ちなみに日本国内で視聴率ランキングを調査すると、なんと1963年の紅白歌合戦が81%と異次元の結果を出しています。歴代視聴率トップ50に、2000年代の放送は3つだけランクインしています。3つすべてFIFAワールドカップの日本代表戦。最近のテレビが過去の番組を塗り替えることは不可能に見えます。それぐらい、日本人はテレビ離れしているといえますね。