僕も大好きなチーム、グリーンベイ・パッカーズ。その素敵な魅力の原因は、QBアーロン・ロジャーズにあります。
チーフスのQBマホームズ同様に、「もう無理じゃん」っていう展開から、バスバスとゲームをひっくり返してきた魔法使いです。
今回の記事では、これからのパッカーズがどのような補強戦略に歩を進めるかについて、僕なりの意見をまとめてみたいと思います。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
WRの補強が最重要課題
なぜそうなのかというと、やはりQBアーロン・ロジャーズが宝の持ち腐れになっているからです。
昨年のカンファレンスチャンピオンシップでパッカーズは49ersと対戦しました。そのスコアは、ほぼダブルスコアになる20-37。相手の49ersはなんとパス8回しか投げず、ガンガンとラン攻撃で蹂躙してきました。
パッカーズD#陣が負けた。という一面もありますが、パッカーズO#陣が得点できなかったとも言えます。特にレシーバー陣は尽くチャンスを潰されたとみます。アーロン・ロジャーズという名QBがいても、マークが振り切れないなら同じことです。
パッカーズは良くも悪くもロジャーズのチームです。彼の能力が最大限発揮できれば、2度目のスーパーボウル優勝も夢物語ではありません。
今年のドラフトではWRが豊富です。
パッカーズの昨年の成績は素晴らしかったので、指名巡は30番目と下位になります。2020年ドラフトには、エッジラッシャー、ラインバッカー、そしてQBが豊富にでてきます。指名巡が上位のチームが欲しがる選手がウジャウジャいるわけです。
そうなると、アラバマ大学のジェリー・ジュディと、ヘンリー・ラグ、オクラホマ大学のシーディ・ラム、クレムソン大学のティー・ヒギンズなど、今回ドラフトにあがってくる豊富なレシーバー陣を指名できる確率もあがっています。
マット・ラフルーアも2年目、結果を出したい
HC経験初年度にカンファレンス・チャンピオンシップにまで進められたのは、HCの才覚だったのかどうか。まだ米国ではラフルーアに対し手放しの評価をしている様子がありません。
とすると、彼の評価を明確なものにするには、2年目となる2020年シーズンでしっかり結果を出すことです。
コーチ道の先輩であるカイル・シャナハンにボコボコにされたチャンピオンシップの悔しさを2020年に取ってほしいですね。