いよいよ3日前となった大舞台、スーパーボウル54!両チームのメンバー全員がマイアミに乗り込んできました。
ボルテージが最高潮へと高まりつつある、チーフスにアンディ・リードHCがある人物を招待しました。今回はそんな舞台裏のお話をお伝えしたいと思います。
日本でもっとNFLが浸透しますように。
アンディ・リードがQBドノバン・マクナブを連れてきた!
チーフスは素晴らしい攻撃力をもってシーズンを勝ち上がってきました。その中心にいるのが、若干3年目の若手QBパトリック・マホームズです。きっと今頃は初めての大舞台に武者震いしながら望むことだと思います。
チームとしては、フィジカル面、戦術面の詰めなど様々なシミュレーションも、十分やれることはやったはずです。残すところは、人生で一度しか無い大舞台にどんな気持ちに望むのか。そんなメンタル面だけでしょう。
その部分をアンディー・リードはドノヴァン・マクナブに頼んだようです。ドノヴァン・マクナブといえば、アンディ・リードHCがイーグルスのHCをしていた時代に、なんと11シーズンもの長い間をともにした仲です。その間5回もNFCチャンピオンシップの舞台にあがり、第39回のスーパーボウルに挑戦しました。結果は残念ながらペイトリオッツに敗北しましたが、これから挑戦するチーフスメンバーにとっては、彼の経験は得難いものです。
ロッカールームスピーチの重要性
マクナブがどんな話をチーフスメンバーにしたのか、とりわけマホームズに何を語ったのか。後々明らかになるでしょうが、素晴らしいと思うのは、こういった機会を指導者が用意することです。
Tyrann Mathieu's Championship Pregame Speech | All or Nothing: A Season with the Arizona Cardainls
これは「All or Nothing 2015」でタイラン・マシューがセカンダリーメンバーにアツく語っているシーンです。NFLをずっと見ていると、こういう具合に選手やコーチがメンバーに思いを語ることが多々あります。
こうしてチームの絆を高めモチベーションを上げ、不安や不信を取り除いたり、ロッカールームでのスピーチは重要な要素なのです。過去にはレイブンズのLBレイ・ルイスのペップトークは有名で、メンバーの士気を高揚させる名人だと言われています。
The Most Motivational Football Speech EVER! - William Hollis | THE GAME OF LIFE
「スポーツを楽しむこと、最後まで諦めないこと、自分の力を信じること。」それらの重要性は選手たちも分かっている、しかし、それでも苦境に立ったときに忘れてしまう。だからこそ、コーチたちは改めてそんな場所を設けているんですね。こういうチームマネジメントは本当に素晴らしいことですし、日本人の僕たちは積極的に真似をしたほうがいいなと思います。
まとめ
さぁ、いよいよ残すところ2日と16時間でキックオフ。チーフスが勝つのか、49ersが勝つのか。全くわかりません。皆が憧れる夢の舞台。素晴らしいですね。