すごいねぇ。
ハインツ・ウォードがNY JETSのオフェンス・アシスタントに抜擢されたらしいです。
彼については、別記事「NFL名選手 WRハインツ・ウォード」も御覧ください。
ウォードさんてこんな人
【端的に彼のプロフィールを書く】
①米軍人パパと韓国ママとハーフ。ソウル生まれ。
②スティーラーズのWRとして2回スーパーボウル優勝してる
③ハインズ・ウォード・ルールのきっかけの人
て感じ。
ソウル生まれだけど、生後5ヶ月で韓国からアメリカに引っ越してる。どうも当時の韓国はハーフ、特に黒人や米国軍人とのハーフが、受け入れられる土壌が全く無かったらしい。それを嫌ったお母さんが、旦那に頼んで渡米したみたいね。
でも、すぐに二人は離婚。彼はシングルマザーのお母さんに育てられてるわけ。
スーパーボウル2回優勝の立役者
第40回と第43回のスーパーボウルに優勝。当時のスティーラーズの顔的な存在で、WRとして相当有能でした。
ハインズ・ウォード・ルールってなんじゃ?
レシーバーとしても有能だったんだけど、この人はブロッカーとして仕事するときに、かなりハードヒットしてくる荒々しいプレイヤーでした。当時はまだ脳震盪問題が、それほど加熱してなかったんで、ウォードはヘルメットを使ってガンガンブロックしてました。
2008年シーズン、ベンガルズの新人LBキース・リバースに、同じくハードヒットのブロックをかました。リバースは顎を複雑骨折する大怪我。リバースはシーズンエンドとなり、
「おい!ウォード!やりすぎ!」
とリーグを上げての向かい風が起こりました。そういう流れで、「ハインズ・ウォード・ルール」というブロックルールがNFLで整備されるようになりました。
【ハインズ・ウォード・ルール】
相手D#の死角から、首から上を狙って、ブロックをすること。もちろんヘルメットを使っちゃダメ
ウォード加入でジェッツO#はどうなるの?
スティーラーズ無双時代の経験値をもってる人だからね。彼が一番もってるのは、優勝するとか勝利することへのメンタリティかなって思う。
ジェッツのコーチ陣営を見ると、地区優勝とかそういう経験者がちょっと少ないように思う。いいタレントは揃ってるけど、「いざッ!」て時には、自分を信じきれるかどうか。その部分は負け癖がついた人間は、弱いんだよね。
その点をうまくウォードコーチが補填してくれるといい。
まとめ
ウォード加入に加えて、ジェッツのD#コーディネータは、報奨金事件のグレッグ・ウィリアムスなわけで。なんとも過激な荒々しいチームになりそうな予感・・・。