2017 / 1巡 / 10位 / テキサス工科大学
18シーズンのKC大躍進の立役者となったQBです。甘いマスクと情熱的なプレイに、NFLファンがメロメロ。女性ファンの心も鷲掴み。KCのたしかなフランチャイズQBだというだけでなく、NFL全体のスター選手として全米にカリスマを発信した1年でした。
18シーズンハイライト
とにかくハイパーオフェンスのKCでした。その原動力になったのが、パトリック・マホームズの強肩パス。彼のスゴイところは
①とにかく強肩、かつコントロールすごい
②ロールアウトしながらでも投げれる
③左手でもノールックでも投げちゃう
と、こういう感じで、なんだかパッカーズのアーロン・ロジャーズに似ている。化け物級QBの片鱗を見せてくれてる。
【彼の18シーズンスタッツ】
①パス5,097yds(リーグ2位)
②投げた回数580回(7位)、成功したパス383回(5位)
③タッチダウンは50回(リーグ1位)
④QBレイティング82.0(リーグ1位)
という感じ。
そんなことで、18シーズンはリーグMVPとOPOY(O#プレイヤーオブザイヤー)の同時受賞となりました。最高だよね。
生い立ちからテキサス工科大学
マホームズのお父さんは、MLBでピッチャーをしていたプロ野球選手です。なんと横浜ベイスターズでもプレイした経験があり、その人の息子として彼パトリックが誕生しています。彼が2歳の頃離婚してます。
で、テキサス州の高校でアメフトで活躍。いわゆるモバイルQBとして彼は注目を浴びていて、三ツ星評価を受けてテキサス工科大学に進学。その時同時に、MLBのドラフトでデトロイト・タイガースから36巡で指名されていました。
大学では2014-2016に在籍。3年目の2016年シーズン、対オクラホマ大学戦。彼は734ydsを投げNCAAの新記録を更新。パサーとしての能力が天才的だと証明しました。
この時、大学のHCをしていたのが、クリフ・キングスバリー。2019年シーズンから、アリゾナ・カーディナルズのHCに就任しています。大学の恩師とプロで相見えるというドラマチックな展開。楽しみですね。
だけど「マッデンの呪い」がかかったMadden20
これね。Maddenの呪いっていうやつ。表紙になると途端に不調に陥ると言われてるものに、選ばれちゃった。2019年シーズンが心配ですね。