2005 / 1巡 / 24位 / カリフォルニア大学
みんな大好きアーロン・ロジャーズですね。キャリア15年目の大ベテラン選手ですが、彼の実力に比肩するQBは未だ出てきてないと言っていいでしょう(言い過ぎか?)。プロボウル・オールプロ・トップ100人の常連選手。ロジャーズが投げると皆が注目する。魔法使いのような名QBですね。
18シーズンハイライト
ロジャーズのスタッツは、4,442ydsなげてパス成功率が62.3%とさすがな感じ。被インターセプト率0.3%(年間2本だけ)と、QBとしてはいい記録でした。しかし、チームは6勝9敗1分と実にイマイチなシーズンでしたね。
パッカーズは好きなチームなので、来シーズンはグングン来てほしいですね。
キャリアを通して
ドラフトされてデビューした当初、パッカーズには超スーパースターのQBブレット・ファーブがいました。そのため、ロジャーズは3年間(2005-2007)バックアップとして過ごしています。
スターターとして活躍するのは2008年から。チームは6勝しか挙げられませんでしたが、ロジャーズは4038ydsを投げる活躍。
スターターとして出だした3年目に、スーパーボウルを優勝します。対するスティーラーズとの接戦をわずか3点差で勝利。これはすごいゲームだよね。
2011年シーズンは、ロジャーズのキャリアハイとなる4,643ydsを投げる記録。初のオールプロ1stに選出されました。
キャリア14年目の2018年シーズンでも、キャリア2位の4,442ydsを投げる活躍。いつかもう一度、スーパーボウルの舞台でロジャーズが投げるのが観たい!
ロジャーズの生い立ち
ロジャーズはカリフォルニア生まれ。お父さんがカイロプラクティック、いわゆる整骨院を経営されてて、そこに誕生しました。ルーツにアイルランド、ドイツ、イギリスを持っていて、家族皆端正な顔つきをしているそうです。お父さんも大学でアメフトをしていて、家族兄弟でアメフトをする日常にあったそうです。
小学生時代には、バスケットボールで、大きくなると野球でピッチャー。そして高校生になって初めて本格的にアメフトをスタート。1試合で6つのタッチダウンを奪うほどの大活躍。
数々の大学からオファーが来るかと期待してたが、スカラシップをくれたのはイリノイ大学だけ。ロジャーズはフロリダ州立大学、HCボビー・ボーデンの元でプレイすることを希望していたので、イリノイ大学のオファーは断りました。
アメフトをやめて、ロースクールに通おうかと逡巡していたところ、家から車で20分ほどの短期大学からアメフトでスカラシップの提案。ロジャーズは短大のButte大学に進学し、アメフトの道を選択しました。
2003年カリフォルニア大学ゴールデンベアーズに転校し、ドラフトへ
短大で成果を出したロジャーズは、やっぱりFBS(NCAA一部リーグ)のスカウトマンの目に止まりました。1年間でカリフォルニア大学から引き抜きの連絡が届き、ロジャーズも地元カリフォルニアだし、キャリアアップも期待できるし。ということで即決。
転校した2003年から即スターターQBとして起用され、2,900ydsを超える記録を出しました。最後の2004年にもスターターQBとして2,500yds以上の記録。見事ドラフトに歩みを進めます。
高校が終わる頃にはアメフトをやめることも考えていた若者は、運命を味方につけて見事ドラフトで1巡指名を獲得します。ロジャーズ24位でパッカーズ入り。
同期ドラフト(2005年)には、全体1位でQBアレックス・スミス。他にも引退した問題児アダム・パックマン・ジョーンズ(6位)、DEデマーカス・ウェア(11位)、LBトーマス・デイヴィスSr(14位)、などがいます。
好きなものはゴルフとGOT
バハマでゴルフコンペを企画しているロジャーズ。招待されたお客さんはセレブレティばかり。こちらはQBブレット・ファーブとの2ショット。ロジャーズがパッカーズに来る前のQB。スーパースター選手でした。
同じ組で回ったのが、NBA選手会長のクリス・ポールと、マイク・コーンリー。すごい面々ですね。こういう企画をやってのけるほど、ロジャーズはゴルフ愛がすごいってことですね。
そしてロジャーズが愛してやまないもう一つの趣味が、世界的大ヒットドラマのゲーム・オブ・スローンズ。最終章にカメオ出演していて、爆発させられています。どこに彼がいるのか?探してみてはいかがでしょうか?
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