2008 / 1 / 3 / ボストン
デビュー以来ずっとトップQBとして活躍しているマット・ライアン。今年もトップ100人に選ばれました。モバイル型QBでなく、パス特化型のQBとしてファルコンズO#の中心人物。2011/52位、2013/17位、2015/77位、2017/10位、2018/29位と、過去5年トップ100に選ばれてます。
18シーズンの結果
昨シーズンのファルコンズは7勝9敗と負け越して、プレイオフに進むことができませんでした。それはO#の力不足というより、D#選手が怪我のため能力を発揮できなかったことが多いように思います。ライアンのパス精度は変わらず高く、レシーバーも素晴らしい。RBフリーマンの足も衰えてない。実際、パスydsは4924ydsでライアンのキャリアで2番めの記録。ロスリスバーガー、マホームズに続いてリーグ3位の記録になり、ライアンの右腕はまだまだ成長しているようで。
キャリアを通して
デビューは2008年ですから、もうキャリアは12年目に突入。普通の選手ならばそろそろ引退の文字が視えてきそうなものですが、彼は全くその気配がありません。トム・ブレイディやドリュー・ブリーズを始め、長くプレイするのが目立ちます。それはQBを守る方向へルールが改正されてるからですね。
マット・ライアンのキャリアパスは46,720ydsで現役QBの中で6番目。彼よりも上位にランクしているQBたちは皆年上。年間平均すると1位のドリュー・ブリーズよりも投げてます(4,247yds/y)。8位のマシュー・スタフォードとは1年違いですが、8,000ydsも違います。これは大きい。マット・ライアンがパス特化型のQBで、比肩するものがいないレベルだという証拠ですね。
ボストン大学イーグルス時代
ライアンはペンシルバニア州フィラデルフィアの生まれ。高校生時代はバスケットボールと野球でピッチャー、アメフトの3つのわらじを履いてきました。
ボストン大学に進学後、先輩(クイントン・ポーター)が怪我をしたため、ライアンは1年生ながらスタータとして出場。71のパスを投げ2本のタッチダウンを奪いました。2年の時にはセカンドQBとして認知され、2006(3年)・2007(4年)になると完全にスターターの座を勝ち取ります。マニング賞、ジョニー・ユナイタス賞、ACC of the year賞など受賞し、華々しくドラフトにエントリー。そして全体3位でファルコンズから指名を受けました。
双子の男のを授かったライアン
ライアン家には可愛い双子の天使がいます。名前はマーシャルとジョニー。とっても可愛い男の子たち。きっと将来お父さんの背中を真似して、アメフトを始めるんだろうな。うんうんハッピーハッピー。
-