ブライアン・フローレスさんは、今回初めてのHCという大役につくわけですが、この人、以前はペイトリオッツのLBコーチをしてた人です。
ペイトリオッツにはDCが存在してなかったので、事実上彼がDCを兼務していた状態です。スーパーボウル53でのペイトリオッツのD#は素晴らしかったですね。MVPはWRのジュリアン・エデルマンでしたが、僕の目から見ると、LBドンタ・ハイタワー、LBカイル・バン・ノイ、CBステフォン・ギルモア、あたりがMVPに写りました。
新HCが就任した最初に行うのが着任スピーチと組閣発表です。アダム・ゲイス麾下でのコーチ陣は一掃され新しくなります。フットボールは指導者で大きく成果が変わるので、トップにたつ人事権者が誰を選択するかが大注目なんですね。少し紹介しましょう。
新生ドルフィンズ、コーチ陣
赤のアンダーラインが引いた人物はペイトリオッツ出身者です。上から順番に、
①アシスタントHC:ジム・コールドウェル
以前デトロイト・ライオンズのHCをしていた人物です。スキンヘッドでいつも怒っていたように思います。QBコーチもすると書いてますが、大丈夫なんでしょうか?
②スペシャルチームコーチ:ダニー・クロスマン
この人はずっとSPTCばかりをしてきた人材です。パンサーズ、ライオンズ、ビルズを経て、ドルフィンズ着任です。
③DC:パトリック・グラハム(元パッツ)
フローレスがLBコーチをする以前、ペイトリオッツのLBコーチをしてた人。昨年はグリーンベイ・パッカーズでLBコーチをしてきています。
④OC:チャド・オシェア(元パッツ)
ペイトリオッツのWRコーチを10年してきた人。エデルマンもアメンドーラもホーガンも彼が育てた。顔が怖い。両生類、魚類的な顔つきです。笑ったりするんでしょうか?
⑤CBコーチ:ジョシュ・ボイヤー(元パッツ)
彼もペイトリオッツのCBコーチを7年してきた人物。LBコーチのフローレスとは蜜月の中と言えます。この写真だけみると、バック・トゥ・ザ・フューチャーのマイケル・J・フォックスに似てますね。
こうしてみると、HC、DC、OC、CBコーチは全てペイトリオッツ産。ある意味ではドルフィンズが凄くパッツ化する可能性もありますね。僕としては前HCアダム・ゲイスに残ってもらった方がいい結果が残せただろうと思っています。しかしまぁ決まってしまいましたのでね。仕方ない。
まとめ
いろいろと改革が起こりそうですが、メイン人事であるQBタネヒルはどうなるのでしょうね。このままでいくのだろうか?という疑問が残ります。正直結果も残せてません。新しいQBにすげ替えられても、ファンは文句言わないように思います。ドルフィンズに新風を起こせるのか?新HCフローレスの手腕楽しみに思います。