女性暴行問題でリーグから「無期限」出場停止処分の沙汰が下っているRBカリーム・ハント。そんな彼に現在たくさんのチームから復活の声が集まってきてる。
一番最初に声をあげたのはベアーズのマット・ナギーHC
一番最初に声をあげたのが、シカゴ・ベアーズのHCマット・ナギーさん。彼はベアーズに来る前は、カンザスシティ・チーフスでOCをしていた。ドラフトでハントを指名するべきだと進言したのもマット・ナギー。当然ハントとの関係もかなり密接なもの。
カリーム・ハントの選手としての才能や能力については、2017-2018年の2年間の仕事ぶりを見れば異論を挟む人はいない。それどころか、彼がこのままリーグから除名されることに反対する意見が多い。その急先鋒が、ベアーズのマット・ナギーです。
うまく行けば、来年シーズンのどこかで謹慎処分?がクリアになって、RBとして復帰してくるのかも知れません。そうなると、人情的に彼はベアーズと契約なんだろうなー。あっさり首を切ったチーフスには恨みは無いにせよ、慕情も無いでしょう。
大きな決断をするコミッショナー、ロジャー・グッデル
さぁ、コミッショナーのロジャー・グッデルの判断はどうなんだ?これはまさに、マイケル・サンデルの正義の時間に近い判断だよね。「NFLプレイヤーは国民の模範たれ」という倫理を重要視するべきか、それとも「国民の娯楽たるスポーツの活性化」を主眼とするか、「能力ある若者の再出発を応援する」という視点もある。思いは様々あろうが、選択はGOかSTOPかの2択だ。2019年も楽しみですね!