ディビジョナル・プレイオフ、第一戦は、AFCの第1シード、KCチーフスと、ワイルドカードで勝ち上がってきた第6シードのINDコルツ。結果はお題の通り、チーフスの勝利で終わりました。
下馬評ではコルツOLがチーフスD#チームを圧倒するのでは?という予想もありましたが・・・
前回の記事でも書きましたが、チーフスの魅力は「ハイパーオフェンス」と言われるほどの爆発力のあるO#。同時に最大の弱点がリーグ31位のD#です。ひょっとするとコルツにやられるかも?という前評判でした。
チーフスO#がコルツD#を翻弄し続ける展開
しかし、そんな心配なんのその。QBマホームズの多彩なパッシングプレイはコルツD#を圧倒し、WRタイリーク・ヒルをデコイ(囮)に使い、リーグ最多タックルを記録しているコルツのLBデリアス・レオナルドの足が止まり棒立ち状態。こうなるとコルツはチーフスのOLにやられっぱなし。ガンガンランルートをこじ開けられ、お手上げ状態でした。
乗れないコルツO#、鬼気迫る勢いのチーフスD#
D#の調子の悪さが、O#チームにも響きました。2ポゼッション差がついていても、QBアンドリュー・ラックは落ち着いていました。この辺がさすがベテランというか、経験値があるQBだなという印象でした。しかし、負けたら終わりのプレイオフ。ケツに火がつくのが少し遅かったように思いました。
対するチーフスD#は、本当にこれが31位のD#チームか?と目を疑うほどの集中力でした。集まりも速く、OLBジャスティン・ヒューストンがガンガンOLを切り込んでいき、ラックに仕事をさせませんでした。プレイオフになってから、ここまで変わるかと思いましたよね。
積極的姿勢を崩さなかったチーフスO#チーム
KCチーフスは過去までは、「プレイオフでは積極性を失う負けチーム」と言われてましたが、今回のアンディー・リードHCは「え!!!??」というタイミングでもギャンブルを選択するなどアグレッシブなプレイコール。どうしたKC!と逆に心配しましたが、さすがハイパーオフェンスです。コルツを圧倒して、大勝利!すごい強かったですね。
次は26年ぶりのカンファレンス決勝!ペイトリオッツに勝てば50年ぶりのスーパーボウル進出!!
2018レギュラーシーズンでの決戦では、40-43で敗北。しかし、当時はペイトリオッツの地元フォックスボロでの決戦でした。今度はKCチーフスの本拠地アローヘッド・スタジアムです。リーグ2位を誇るクラウド・ノイズを味方にして、ペイトリオッツを撃破!そしてスーパーボウル進出を実現しましょう!若手QBマホームズと最強QBブレイディの対決が本当に楽しみです!
余談ですが、当日はすごい雪でした。アローヘッド・スタジアムの職員さん、雪かきご苦労さまです。
フットボールのシーズンは冬ですからね!こういうこともあるわけです。開催地になったKCの本拠地はミズーリ州のカンザスシティは、米国大陸の真ん中ほどにありますので、雪が降ることも多々あるんでしょう。応援された地元ファンもそうですが、雪かきした職員さん方、本当にお疲れ様でした。