NFC西地区で地区優勝を決定しているロサンゼルス・ラムズ.Week15でNFC東地区のイーグルスと対戦。
ゲームはラムズ優勢と思われましたが、ラムズはいつものような勝利の流れに乗れないまま、ゲームが展開。イーグルス優勢で進み第3Qが終了した時点で、17点差がついていました。
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— Los Angeles Rams (@RamsNFL) 2018年12月17日
第4Qに入ってからようやくFGを返し、2TD差を1TD差まで返して、ようやくラムズにも勝機が見えてきたところでした。
その後、D#チームはイーグルスO#をスリーアンドアウトで抑えて、イーグルスはパントキックを選択。ラムズO#に残された時間は3m15s。QBジャレッド・ゴフとHCショーン・マクベイならば十分に同点、逆転までデザインできる状況でした。
・・・みんなが次のファーストダウンに意識が向けていた。
誰もが注目してなかったパントプレイが始まりました。
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— Philadelphia Eagles (@Eagles) 2018年12月17日
それをなんと、ラムズのリターナー#19がファンブル!!!
この瞬間、ラムズの全選手が呆然となりました。
あの冷静沈着なマクベイHCも、目の前の出来事にこの表情。大喜利の「写真でボケて」で使われそうなほど、アイコニックな顔です。
この重要なタイミングでプロなら一番やってはいけないことを、リターナーの#19はやってしまいました。ゲームは最後の最後、残り4sでチャンスが残りましたが、やはり一度失った勝利の女神は微笑んでくれず、ラムズは痛い2連敗を喫することになりました。
この大事なときに大きなミスを犯した選手を紹介しましょう。
敗戦の張本人となった選手は「ジョジョ・ナトソン#19」
新調170㎝の小柄な人物。体重も64kgしかなく、フットボーラーとしては珍しいサイズの選手です。
2017年にドラフト外でコルツのプラクティス・スクワッドとしてNFL入り。
その後、2017年にNYJETSと単年度契約を締結。背番号#87で幾度かプレイしていました。
ラムズには2018年から移籍し、スペシャルチームのリターナーとして契約。
周りの選手と比べると、極端に体のサイズ感の違いが目立ちますね。やっぱりNFL選手って本当にでかいんですね。
出身はユタ大学。ホッソイ。
今回のミスで彼は解雇処分になるかも知れません。ラムズがどういう判断するのか、ちょっと興味を持ってウォッチしましょう。それにしてもワンミスで人生が変わるかも知れないとはスポーツの世界は厳しいですね。