さてO#編に引き続き、D#編のランキングを書きたいと思います。しかし、O#のように実力が記録としてしっかり残るか微妙なのがD#選手です。
例えばパスブロックやインターセプト。数字が高いのがいい選手なわけですが、逆にレシーバーにピタッと張り付いていて、QBが投げられない。だからスタッツが伸びない。そんな数字に出ない優秀なDBもいます。(パトリック・ピーターソンのように)
ですから、サック、インターセプト、などが多いからといって、それだけが優秀さの証ではないことをご理解いただきたい。
さてそれではご覧ください。日本でもっとNFLが浸透しますように。
タックラーランキング(コンビタックル回数)
1位 ダリアス・レオナルド|123回
2位 テルヴィン・スミス|111回
3位 キコ・アロンソ|106回
4位 ブレイク・マルティネス|106回
5位 メイソン・フォスター|102回
コルツのLBレオナルドは2018ドラフトのルーキー。素晴らしい活躍ぶり。コルツはいい選択をしたよね。LBアロンソはルーキーLBジェローム・ベイカーとのコンビネーションで上手にスタッツをあげてきた。今年こそプロボウルに出場期待。
タックラーランキング(ソロタックル回数)
1位 ダリウス・レオナルド|81回
2位 テルヴィン・スミス|80回
3位 アントニエ・ベシエ|79回
4位 レイトン・バンダーアッシュ|78回
5位 ルーク・キークリー|71回
ここで名前が上がってるアリゾナ・カーディナルズのベシエはFS。彼がタックルランキング(しかもソロタックル)でランクインするってのは、他のD#が悪い証拠です。
バンダーアッシュを1巡指名したダラスは本当にいい選択をしましたね。ショーン・リー、ジェイロン・スミスとのトリオは現在リーグ最強かも知れないです。そしてやっぱりキークリーはさすがです。O#を読む力に長けてて、知性と感性と運動能力が実に高い。
ラッシャーランキング(サック回数)
1位 アーロン・ドナルド|16.5回
2位 ボン・ミラー|12.5回
3位 チャンドラー・ジョーンズ|12回
4位 ダニエル・ハンター|11.5回
4位 J.J.ワット|11.5回
4位 ジェイソン・ピエールポール|11.5回
4位 マイルズ・ギャレット|11.5回
ラムズのDTアーロン・ドナルドがやばすぎ。LBボン・ミラー、LBチャンドラー・ジョーンズは相変わらずスゴイ。残念なのはチームが勝ててないことですね。11.5回と同着4位の4人にマイルズ・ギャレットが入ってますね。さすが全体1位指名。バイキングスのDEダニエル・ハンターだけ3巡指名選手。ベアーズのOLBカリル・マックはサック9回で16位。
DBランキング(インターセプト回数)
1位 ザビエン・ハワード|7回|CB|MIA
2位 カイル・フラー|6回|CB|CHI
2位 ダマンテ・カゼー|6回|S|ATL
3位 ドンテ・ジャクソン|4回|CB|CAR
3位 エディー・ジャクソン|4回|S|CHI
3位 ショーン・ウィリアムス|4回|SS|CIN
3位 アレク・オグレツリー|4回|LB|NYG
3位 D.J.スウェリンガー|4回|FS|WAS
ベアーズのCBが二人もランクイン。3位以下は団子状態。特筆するべきはNYジャイアンツのLBアレック・オグレツリーが4回インターセプトで3位にランクイン。ラムズから移籍した選手だけど、足が速くて体重もある。かなり重宝しそうな人材。
DBランキング(パス・ディフェンス回数)
1位 カイル・フラー|18回|CB
2位 ステフォン・ギルモア|15回|CB
3位 モーリス・クレイボーン|13回|CB
4位 ジャーマール・アダムス|12回|SS
5位 ダーウィン・ジェームス|12回|S
NYジェッツの選手が二人もランクイン。LBがいまいち仕事してないのか、それとも単に優秀なのか。チャージャーズのSダーウィン・ジェームスはかなり優秀なDB。パスディフェンスだけでなくインターセプト+タックルでも成績を残しています。2018ドラフトで彼を獲得したチャージャーズは大当たりでしょう。ザビエン・ハワード(MIA)、ロナルド・ダービー(PHI)、オーランド・スキャンドリック(KC)、バイロン・ジョーンズ(DAL)は4位と同じPD12回。