「~~選手がIRリスト入りした。」これは大きな怪我をして、今季試合には出れなくなったというNEWSです。ロースターを入れ替えたいので、今季は試合には出しませんという意思表明ですね。
注目するスター選手であれ、知名度の低い選手であれ、みんな同じく怪我の危険にさらされています。今回の記事では「NFL選手と怪我について」をIRリスト 2018年から、まとめてみました。
今年のInjury List (IRリスト)は現在297名
すごく多いですね。NFL現役生活って平均すると10年もないから、1年間怪我で休むのは残念。また毎年ドラフトで新しいライバルが登場するわけで、怪我が直っても、復帰が保証されてない。厳しい競争世界で、これはディスアドバンテージ。そんな苦しみにあえいでるのが297人もいるとは。
最も怪我が多いのはDB!つぎにオフェンスライン!
てっきりLBやRBかと思いきや、フィールドの両翼にいるCBや広いエリアをカバーするSS・FSといったDB陣が最も怪我人が多い模様です。対抗するポジションWRは3位。
①空中戦のため着地の怪我が可能性高い
②WRと一緒にボールに意識がいくため
③加速しているから衝撃が強い
などが、DBに怪我が多い理由になるでしょう。怪我が多いWRも同様かと思います。
そして、2位にいるのがオフェンスラインです。センターは省いてタックル(25名)とガード(22名)です。これにセンターも入れると、インテリアラインはDBの怪我とほぼ同じ割合になります。
最も有力選手を失ったのは49ers
キャップヒットでIRリストの総額キャップヒットを比較したのが下記の表です。コレを見ると分かりますが、圧倒的に49ersが大きく主力選手を失っているのが分かります。今年の戦績の悪さは、怪我人に大きく影響しているのは言うまでもありません。
こうやってみると、断トツで!49ersです。失った選手はQBガロポロのことなんですが、彼の怪我は本当に大きすぎる出来事でした。
最も怪我人が多いチームはジャガーズで15人
まぁでもこれはほぼ平均的にみな同じ程度。ビルズの3名やベアーズの4名というのは凄く少ないですけどね。こちらが一覧です。地区首位を走るカンザスシティ・チーフスや、ニューイングランド・ペイトリオッツも、13名12名のシーズンエンドの怪我人がいいます。
JAC | 15 | SEA | 11 | PIT | 9 | LAC | 7 |
WAS | 14 | CAR | 11 | ARI | 9 | HOU | 6 |
OAK | 13 | DAL | 11 | MIN | 9 | TEN | 6 |
IND | 13 | BAL | 11 | NO | 9 | DET | 6 |
KC | 13 | DEN | 10 | CLE | 8 | NYJ | 6 |
CIN | 12 | PHI | 10 | NYG | 8 | ATL | 5 |
NE | 12 | SF | 10 | GB | 7 | CHI | 4 |
TB | 12 | MIA | 10 | LA | 7 | BUF | 3 |
最も多い怪我の箇所はやはり膝
やはり膝の怪我が多いですね。特にACLが45件。その他の膝で36件ありますから、膝関係だけで81件にあがります。
①カットバックすること
②急ブレーキをすること
③シューズがグリップしたままタックルされること
などの衝撃が全て膝に来ます。他に目立った故障箇所ランキングです
1位 膝(ACL)45件
2位 膝(全般)36件
3位 足首 15件
4位 肩 14位
5位 ハムストリング 11位
今シーズン故障してしまったスター選手
ちょっと時間がないので、あとでまとめてたいと思います。取り合えずyoutubeの動画があったので、貼り付けておきます。
まとめ
とにかく怪我って嫌ですよね。コンカッションだけでも8件ありますから、アメフトってやっぱり怖いスポーツです。スティーラーズのLBシェイジアは背骨を骨折して、あと一歩間違えていれば命に関わることでした。今は回復に向かっているようで、安心しています。
しかし、一生の後遺症に悩む人もいます。人生かけてやってるのに、怪我した後の人生はちっとも保証してくれないんだもん。普通に考えて労災だよね。労災。見てる方はすごく面白いんだけど、やる方はたまったもんじゃないよね。
どうか怪我のないようにリーグが継続されることを祈ります。