NFLはシーズン中にトレードしても良いことになっています。
しかし、それにも
「10月30日の午後4時まで。」
と締切が決まっております。
この日を超えたら、もうもっているカードに手出しはできないわけで。
最近、やたら締め切り前に大型選手の移籍が目立ちますので、まとめて紹介します。
NFLが日本でもっと浸透しますように。
WRアマリ・クーパー カウボーイズへ!
オークランド・レイダースのエースWRのアマリ・クーパーがダラス・カウボーイズにトレードされました。カウボーイズはWRの代わりに、来年2019年のドラフト1巡指名権を渡しました。
レイダースは、カリル・マックのトレードに加えて、これで2019年ドラフトで1巡指名権を3つもっていることになりました。2019年のリストにスター選手が揃っているといいのですが、それもまた博打です。
クーパーは2015年ドラフトでレイダースが全体4位で獲得。もちろんレイダースの主軸選手でした。方やダラスは、2010年に獲得したかつてのエースレシーバーのデズ・ブライアントを放出し、ゲームメイカーになるWRが欲しかったところ。
QBプレスコット+RBエリオットを軸にO#チームを作り上げることが決まっている以上、ドラフトに頼る不確実性を嫌ったのでしょう。ダラスにとってはいい契約になるかも知れません。
しかしサラリーキャップの課題が残ります。OLにもスター選手を揃えて、これ以上高給取りが増えると、穴埋めはD#チームになるはず。これはチームバランスを大きく崩す危険もありますね。これからの人事に注目です。
Raiders Trade Amari Cooper to the Cowboys - The New York Times
RBカルロス・ハイド ジャガーズへ
49ersからブラウンズが獲得したベテランRBハイドが、今度はジャクソンビルへ移籍です。ブラウンズはジャクソンビルのもっている2019年5巡指名権を獲得しました。
今後のRBは2018年ドラフト2巡のニック・チャブ(ジョージア大)かなと思います。やはりハイドに比べて7歳若いってだけでだいぶ違うんじゃないかね?
CBイーライ・アップル セインツへ
セインツは、彼と引き換えに2019年の4巡指名権と、2020年の7巡指名権を渡します。ニューオーリンズ・セインツには、CBマーション・ラティモア。DBのマーカス・ウィリアムスはFSなので、CBを任せられる人材がほしかったところ。
イーライは、2016年にドラフト1巡氏名で獲得した選手。しかし期待を超える活躍はしてくれず、「Worst」と言われてる人物です。
今後トレードの噂あり
アリゾナ・カーディナルズの名選手、CBパトリック・ピーターソンがトレードされるという噂が流れてます。もしアリゾナからこいつが動いたら、リーグのチームバランスがグラっと動くように思います。
ピッツバーグ・スティーラーズのRBレベオン・ベルの着地点も見当たりません。おそらくスティーラーズで進めるのが1番だと思いますが、ここまで意地を張ってきたら、いまさら元サヤには戻れないよね。だからといって、他で是が非でもRBを入れたいってチームも見当たらない。敢えていうとイーグルスか?(ジェイ・アジャイーの扱いが難しいけどね)