2018年のKCは、オフェンスが実に目立っています。ある意味バランスが悪いんですが、それがまた魅力。クライフのトータルフットボールみたいに、守りのことはあまり考えてないくらい、オフェンスが目立っちゃってます。
今回の記事では、今年のチーフスの主要な攻撃陣を紹介します。
QB #15 パトリック・マホームズ
攻撃の要となるQB。大学時代は爆撃機の異名をもち、対戦相手のDBの隙間をどんどんと撃ち抜いてきた。サイコガンをもつコブラのように、右手からバツンと弾丸が飛んでくる。
WR #10 タイリーク・ヒル
オリンピックの100mでアメリカ代表だったほど足が速い。彼がスピードにのると誰も止められない。おそらくNFL随一の速さ。まっすぐだけでなく、クイックネスもあるので、本当に止められない。アイシールド21のような存在。
WR #14 サミー・ワトキンス
ビルズのエースWRから、ラムズへ移籍したのが昨シーズン。そして2018年にまたも移籍。新天地KCチーフスでは、QBマホームズの弾丸パスを難なくキャッチしてる。素晴らしいキャッチングセンス。
WR #13 デアンソニー・トーマス
2014年ドラフトの4巡指名選手。彼はリターナーとして今まで活躍してきたけど、WRとしてもプレイする。身長が175cmと少し低いけどタイリーク・ヒル同様にスピードのある選手なので、RBとWRのハイブリッドタイプとして活躍します。
TE #87 トラビス・ケルシュ
業界トップ3に入るTE。タフなアタックとキャッチ力。そのあとの走りっぷりもいい。特に彼のセカンドエフォートが熱い!
RB #27 カリーム・ハント
2017年シーズンのラッシングレコーダー。シーズン通算1,377yds走ってます。KCは4人のレシーバーに加えて、このRBがグラウンドアタックするから、ランパスオプションをケアするLBはかなり疲弊させられる。