辞書で調べると
Waive : 権利放棄
という意味です。
NFLでは、本来の「権利を放棄する」。という意味に加えて少し複雑なシステムで使っています。
ルーキーにだけ使うウェイバーシステム
普段の選手が怪我した場合は、すぐにIRリスト(怪我選手不登録リスト)に入れることでロースターを入れ替えることができます。
しかし、大学卒業ドラフト契約4年以内のルーキー選手が怪我した場合は、いきなりIRリストに入れることができない。
ルーキー選手が怪我した場合は、まず「Waiver」登録しないといけません。この期間はチームと選手の契約が放棄されてますので、他のチームはその選手が欲しかったら、獲得することができます。
ですんで、ドラフト1巡などのルーキー選手が怪我した場合は、ウェイバー登録しちゃうと他のチームが動いてしまうんで、ウェイバーにいれちゃダメ。ロースター枠がひとつ損してでも、入れたままにしないとダメ。
そして、誰も獲得するチームがいなかった場合、初めてIRリストに入れてロースター選手を入れ替えることができる。こういうシステムになっています。
わかりにくいかもですので、フローチャートを。
と、こういう感じ。やっぱりわかりにくいかも?
まとめ
①Waiverは主にルーキーに適用
②Waiver中にトレードされるのは珍しい出来事
③何もなければ自由に処理できる