2011/ Round1 / Pick65 / アラバマ大学
アトランタ・ファルコンズのエースWR。そしてNFLで1位2位を争うスターレシーバーです。本名は、「クイントス・ロペス・フリオ・ジョーンズ」1989年の2月8日生まれ。現在、29歳。
7年のキャリアで、プロボウルに5回選出、オールプロには3回選出。2015年にレシーブydsリーダー、同じくレシーブ回数リーダー。2015年がキャリアハイの記録で、シーズンで1,871ydsレシーブしています。これはNFLの歴史上2位の数字です。(歴代1位は1,964ydsのカルビン・ジョンソン。)
モンタナとコンビを組んでいた名WRジェリー・ライスは1,848ydsで3位ですから、スタッツだけみても、「フリオ・ジョーンズはジェリー・ライスと同レベル」です。
スタッツのハイライトは2015ですが、フリオ・ジョーンズの神っぷりを見たのは、やはりスーパーボウルに出場した2016シーズンでしょう。あの試合は振り返ってみても素晴らしかった。
特に第4Qの残り4分あたり。ゲーム展開は28-20でファルコンズ優勢の展開。50ydsラインからの30ydsロングパス。ニューイングランド・ペイトリオッツのCB#25に完全に競り勝ち、サイドラインギリギリに見事に両足を揃えて、着地。ファルコンズの勝利を決定づけるような、素晴らしいキャッチでした。(しかし、その後ペイトリオッツの大逆転にあうんですよ)
詳しくは、youtubeを御覧ください。「フリオ・ジョーンズ スーパーボウル51」で検索するといろんなプレイが見れます。
高校生
フリオは、アラバマ州のフォーリーという町の生まれです。「アメリカのリビエラ」と呼ばれ、美しい海岸をもつリゾート地のような街です。フランスでいうコート・ダ・ジュールみたいな場所ですね。
地元のフォーリー高校ライオンズではWRとDEの両方をしていました。3年生のときのアンダーアーマー全米オールスター戦にも呼ばれ、またその頃のキャンプで40yds走4.55sを記録してます。陸上競技にも参加し、ロングジャンプでは7.4Mで、三段跳びでは14.52Mで、2006-2007年2年連続チャンピオンになっています。
また雨の日には高跳びをしていて、1.98Mの記録。100M走競技にも参加し、11.13sの記録をもっています。(ちなみに全米1位の選手は10.2sくらいです)
フリオは、格付けで最高評価の5つ星。全米ナンバーワンWRとして評価されます。その後2008年の2月6日に、地元の雄、アラバマ大学クリムゾンタイドに入部。その決定の様子はESPNで全米放送されるほどでした。
アラバマ大学時代
スター選手にありがちな話ですが、2008年から2010年の3年間だけ在籍していました。1年から全試合出場し、早速に924yds4TDの大活躍。
2年の2009年にSECでチャンピオン(地区優勝)。キャリアハイは2010年で1,133yds、7TDですね。このときにカンファレンス(SEC)オールスターに選ばれてます。
2011年ドラフトでは、見事1巡指名。この年は名だたる選手が勢揃いしたミラクルイヤーでした。この年の同期生はみな、現在NFLでのスター選手ばかりです。
契約金額
5ys $71.256mの大型契約です。NFLではWRで4位の契約です。1位はタンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンスです。
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