2017/ round3 / pick 86 / トレド大学
ルーキーながら、リーグを代表するRBとして活躍。2017年のラッシングヤードリーダーで、1,327yds。タッチダウンは8本、レシーブも455ydsはしって3TDを記録しました。
まさにカンザスシティ・チーフス大躍進の立役者。彼とWRタイリーク・ヒルの二人が攻撃の要となり、開幕5連勝という快挙につなげ、プレイオフ進出を果たしました。残念ながら、スーパーボウルには届かなかったですが、まだまだこれからの選手。実に楽しみですね。
トレド大学ロケッツ出身
高校時代に年間2,685yds、44TDをあげて、3つ星選手としてランク付けされました。トレド大学からのスカラーシップを受けて進学。
フレッシュマンの1年目、866yds、6TDを挙げます。1ゲームあたりに100ydsを超える記録を出したのが実に多く、ハマると大決まりする選手でした。2年目は怪我のため3試合欠場。それでも全試合100yds以上を走ってます。2015年のGoDaddy Bowlでは271ydsを走り、MVPに。これはバリー・サンダースと並ぶNCAAレコードになりました。
3、4年目も着実に記録を伸ばし、通算獲得ラッシングは4,945、レシーブで555yds、合算して5,500ydsはトレド大学のスクールレコード(歴代1位)です。
カリーム・ハントの契約金額
そんなすごい記録をもっているハントでも、4年$3.285m(年俸9000万円)と、給料が少ないです。RB業界は給料も少なくて、怪我も多くて、寿命も短い、本当に厳しい業界ですね。
2018年11月にいきなり解雇処分(2018/12/11追記)
2017年もラッシングリーダーで、2018年もランキング5位以内に入ってたRBカリーム・ハント。チーフスの攻撃の軸として無くてはならない選手だったんですが、11月にいきなりの解雇通知。理由は2月におこした暴行事件。ものすごい能力のある人材ですが、チーフスには残れませんでした。これから彼がどこに在籍するのか。楽しみです。