2009 / ROUND / PICK14 / OHIO
2度のスーパーボウルチャンピオン(44回、52回)と、プロボウルに選出(2015、2017 )、オールプロにもセカンドチームとして選出(2010年)と輝かしい実績の持ち主。
ドラフトではニューオーリンズ・セインツが指名。セインツがDBを1stラウンドで指名したのは、オレゴン大学のアレックス・モールデン(1996年)以来の出来事。これからもマルコム・ジェンキンズが優秀な程度が図り知れます。当時は彼はFSではなく、CBでした。
CBのジェンキンスのデビュー戦は11戦目のタンパベイ・バッカニアーズ。7タックルとインターセプトを決めて華々しくスタートを切りました。ルーキーにインターセプトされた当時のTBのQBはジョシュ・フリーマンでした。
その後、ニューオーリンズ・セインツはスーパーボウルを優勝。2010年ジェンキンスはCBからFSへとポジションチェンジします。彼の運動能力の高さと守備範囲の広さは素晴らしく、FSにセットするだけで、D#チームの担当エリアが大きく変わります。
ルーキー契約が終わる2014年シーズンの3月11日に、新天地となるフィラデルフィア・イーグルスとの新契約を締結。
オハイオ州大時代のジェンキンズ
最優秀DB選手賞であるジム・ソープ賞を受賞。毎年オールスター選手として活躍してきた時代を彩る選手でした。オハイオ州立大学は、マルコム・ジェンキンス、エゼキエル・エリオットや、今年ドラフトのデンゼル・ワードなど、毎年毎年、1巡指名のスタープレイヤーを輩出している名門ですね。
ジェンキンズ財団としての地域貢献
子ども達を正しい成長に導くために、マルコム・ジェンキンズ財団を立ち上げ、教育、リーダーシップ、学業、個性、人間関係、ヘルスなどの生きる力を育んでいます。
素晴らしい人。ウォルター・ペイトン賞にも毎年ノミネートされてますが、今後受賞されてくのでしょう。
マルコム・ジェンキンズの契約金額
FSとしてはリーグ6位の契約金額。4年で$35M、日本円で37億円(年俸9.25億円)はかなりの大型ですね。ポジションごとに比較しますとFSやCBは、結構大型契約を結ぶ傾向が強いようです。
現在シーズン8年目を迎える30歳、まだまだ引退するまでは時間があります。どうかこのままハイパフォーマンスを維持して活躍してほしいですね。
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