ミスタースティーラーズと言ってもいい。鉄の男を代表するような、鉄の意思を持って、鉄の肉体を作り上げ、スティーラーズに貢献してきたラインバッカー。ジェームス・ハリソン御大がついに引退を明らかにしました。
最終年度は、スティーラーズから放出され、宿敵ペイトリオッツに移籍しましたが、継続契約は無かったようです。
彼の諦めない鋼の心。さまざまな分野で努力しているアメリカ人に勇気を与えた事と思います。僕も彼のファンとして、ハリソンさんのこれからが幸多かれとお祈り致します。
LBジェームズ・ハリソンの実績
ハリソンはドラフト外選手で、2003年にはNFLを離脱してる。そこからカムバックして、二度のスーパーボウル優勝、2007年から5回連続のプロボウル選出、2008年2010年はオールプロ1軍、2007年2009年には2軍に選出。2008年には最優秀ディフェンスプレイヤーを受賞。
と、素晴らしい経歴ですね。
ジェームズ・ハリソン16年の歩み
2002年、ケント州立大学を卒業しましたが、ドラフトで呼ばれることは無く、ドラフト外でPITでキャリアをスタートしました。だけども2002年シーズンの出場は1試合のみ。これでNFLをクビになります。
2003年にレイブンズの練習生に転身しましたが認められず。その後、NFLヨーロッパ(ドイツ)のライン・ファイアで下積みをしました。
NFLヨーロッパでの貢献がPITスカウトに見初められ、NFLにカムバックします。スティーラーズから長期契約獲得。しかし、年俸2300万円とかなりの安値です。
2006年にようやく年俸1億円を迎えました。2009年になって、やっと契約更新でSignボーナスを含む10億円の年俸を手に入れました。ピッツバーグディフェンスの中心人物として、チームをグイグイ引っ張ってきました。
しかしその後、契約金額は右肩下がり。その後は年俸1億円くらいをずっと継続。なんともリーズナブルな選手だったようですね。
最後にはNEペイトリオッツに移籍。ハリソンファンとしては、最後までMrスティーラーズでいて欲しかった・・・・。・゚・(ノ∀`)・゚・。
年俸は決して高くなく、またドラフト外からNFLヨーロッパへ行って報われない選手生活を経て、不撓不屈の努力でスティーラーズのスターターを勝ち取ってきた。そんな彼が将来、フットボールの殿堂入りされることを心から願います。
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