NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~

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【NFLオーナー列伝】①アリゾナ・カーディナルズ(1913~)

実質オーナー マイケル・ベドウィル

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現オーナーの息子、ベドウィル一族の孫になる。ビルが高齢87歳のため、実際現場にたって采配を振るうのは息子のマイケル。実質的なオーナーですね。そうなれば、彼が6代目。

 

現オーナー ビル・ベドウィル(1972-今)

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 5代目オーナー。1931年生まれ(87歳)オーナー界では最も長くオーナーをしてる人です。息子のマイケル・ベドウィルが親父の跡をついでオーナーになるのでしょう。ベドウィル一族で、カーディナルをしっかり守り繋いで行って欲しいですね。

 母親のバイオレットが1962年に他界した後、ただちにオーナーにはならず、共同経営者という立場で10年間カーディナルズを運営してきました。1972年に株式を手に入れ、名実ともにカーディナルズのオーナーになりました。

 1988年にアリゾナにフランチャイズを動かし、現在のアリゾナ・カーディナルズが誕生。実質1962年からの56年間、チーム運営のリーダーです。

 

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現在87歳ですから、現実的にはもう息子のマイケル・ベドウィルが取り仕切っています。

 

 

ヴァイオレット・ベドウィル(1947-62)

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4代目オーナー、というよりもマジョリティ株主。先代の妻。ベドウィルが他界した後、チームを経営する副社長と再婚。この辺、アメリカ人は自由にやってるよね。1960年にシカゴから、セントルイスにフランチャイズを移転します。その気苦労も関係してか、1962年に他界。

 

チャールズ・ベドウィル(1933-47)

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 3代目オーナーのベドウィル(写真中)。左はコミッショナーのバート・ベル、右はスティーラーズのアート・ルーニー。

 彼がオーナーのときはまだ、シカゴ・カーディナルズでした。1933年に2代目のドクターD・ジョーンズから5万$で買収。1947年に他界した後は、彼の妻ヴァイオレット・ベドウィルがオーナーになります。

 

Dr.デイビッド・ジョーンズ(1929-33)

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2代目オーナー。写真右。1929年に創業者からチームの権利を買います。価格は25000$でした。その後1933年に現在もオーナーシップを保持するベドウィル家に5万$で売却します。

 

創業者 クリス・オブライエン(1920-29)

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写真が無いですねー。これは創業当時のシカゴ・カーディナルズ。

1920年にシカゴ・カーディナルズを設立。この人はチームの創設者ですが、APFA(American Professional Football Association)、つまり後のNFLになるアメリカ発のプロリーグを設立した人です。シカゴでは「アメフトの父」として、彼が讃えられています。

1929年に、現在もオーナーシップを保持するベドウィル家に権利を売却します。25,000$だったそうです。

 

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