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【NFLオーナー列伝】⑧ピッツバーグ・スティーラーズ(1933~)

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ピッツバーグは、ルーニーファミリーがオーナーシップを持っている同族企業です。ルーニー家の系譜をたどって紹介とします。

 

現オーナー アート・ルーニー二世(2016-今)

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創業者の孫。当然二代目のダンの息子です。

 

ダン・ルーニー(2003-16)

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 2代目オーナー、創業者の息子。1970年台、スティーラーズの黄金期、鉄のカーテンの異名を取った強力チームの時代を作り上げた最大の功労者が彼、ダン・ルーニーです。創業者の父、アート・ルーニーが74歳の1975年に社長業を交代し、44歳から長きに渡りチームの代表として活動します。

 親父さんの創業者アートがオーナーだった頃のスティーラーズは、本当にお荷物球団で、「そろそろ引っ越しするか?」と揶揄されるほどでした。しかし、2代目オーナーになるダン・ルーニーは、それこそ鉄の意志で剛と断っていきます。

 アートさんは同族でチームをまとめたい意向が強かったですが、ダンはドンドン新しい風を求めていました。そして初めて外部からHCチャック・ノール招聘。それが4回のスーパーボウル優勝を実現してくれた名将でした。

 ダンの時代に、スティーラーズはどんどん強力になり、鉄のカーテンと異名をもちはじめ、ついに6度目のスーパーボウル優勝を果たします。チームが強くなるに連れ、彼のリーダーシップや存在感はアメリカで強くなっていきました。

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 32人のオーナーが集まるオーナー会でも、彼とマーラー家の意見力・権威は絶大で、「ルーニーが反対したら絶対通らん」と言われるほどです。2000年にフットボールの殿堂入りしています。

 アイルランド移民の一族であるので、アイルランド大使も歴任。ヒラリー・クリントンや、バラク・オバマとも電話で語り合うほど親交の深い人です。

 

創業者 アート・ルーニー(1933-88)

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 NYGの創設者、ジョン・マーラとも親交が深く、初期NFLの活性化を興してきた中心人物です。1988年、87歳でお亡くなりになるまでオーナーシップを保持していました。

 しかし実質の経営は彼が74歳のときの1975年に息子のダン・ルーニーに移譲しています。

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