タンパベイ・バッカニアーズの不動のRBだと思われたダグ・マーティンが昨日の火曜日、2月20日に放出されるというNEWSが流れました。
バッカニアーズは十分プレイオフを狙えるはずでしたが、昨シーズンはどうも調子が上がらず、RBマーティンの年間獲得ydsも406ydsにとどまりました。これはNEペイトリオッツのバックアップRBになったマイク・ギリスリーと同じくらいの成績です。
ダグ・マーティンは、かつて2015年シーズンで1,400ydsを超える記録を残したRBですが、2016年、2017年ともに、年間400yds程度とパフォーマンスをガクリと落としており、球団からも見切りをつけられた形になりました。
ダグ・マーティンの正式文書が報道されました
Statement from Doug Martin following his release by the Bucs today pic.twitter.com/JgaUnNaMaD
— Mike Garafolo (@MikeGarafolo) 2018年2月20日
グレイザーファミリーに感謝を伝えたい。それぞれのコーチやタンパベイという組織に。NFLプレイヤーになるという子供の時の私の夢を叶えてくれた。 そして経済的な自立を与えてくれた。これは私の人生の大きな誉れです。
そして、チームメイトに感謝します。二度のプロボウルに選ばれたことはみんなの助けのおかげです。日曜日の試合は大変ハードなものだったけど、それを乗り越えられたのは、他の6日間にみんなの友情があったからです。
最後に。タンパベイという街とすべてのバッカニアーズファンに感謝します。私が在籍した6年間たくさんの山があり、また谷があり、私は人間的にも選手としても成熟できました。タッチダウンを取った時には喝采をくれ、スランプのときにはサポートしてくれました。皆さんは私を選手としてだけでなく、人間として抱きしめてくれました。ザッツ・スペシャル。
今日は甘く苦い日です。チームメイトから離れるのは辛い。でも組織の決断を尊敬します。私のフットボールはまだ先にあります。ネクストステージのキャリアに向け前を向きます。タンパベイに幸多かれ。
なにはともあれ、これでタンパベイは、6.75Mドルのサラリーキャップを確保することになり、相当大きな契約相手を探すことが出来る準備が整いました。
RBレベオン・ベルが移籍する可能性?
スティーラーズのエースRB、レベオン・ベルは未だPITとの交渉が難航しています。このまま契約することができなければ、この大型RBも移籍する可能性が十分あります。昨シーズンも長期契約することにならず、キャンプに不参加。そしてPITとは1年だけの契約を結ぶことになっていました。球団側がどうしてもベルと手を組むためには、彼の依頼人が言う高額な契約を結ぶ必要があります。
しかし、スティーラーズもQBの世代交代だけに限らず、人員のリニューアルが課題になっています。ベルばかりに偏った契約をしてしまうと、チームとしての総力が弱くなる危険もあり、この交渉は昨年以上に難航するのでないか。と予想します。
さて、そこでこのバッカニアーズです。高額+長期契約を望むベルと、強力なエースRBを望むバッカニアーズ。まさに「出会いのもの」になるかも知れないです。昨シーズンのベルはリーグ3位の1,230ydsを記録しています。彼がタンパに加入すれば、チームは生まれ変わるような気がします。
この大型移籍、どうなることやら。PITとタンパの命運や如何に。
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