ヒュー・ジャクソンHCがOCも兼任していたクリーブランド・ブラウンズ。彼がHCを務めている2016年シーズン、2017年シーズンを併せ、32試合31敗という体たらく。かなりやばい状況にある。
さすがにHCはOCを準備する気になったようで、その候補が3人上がっているようです。紹介しましょう。
ベン・マカドゥー (元NYGのHC)
2016年シーズンはプレイオフ進出を実現したのですが、2017年シーズンはなんと2勝で終わり。さらにスーパーボウル2勝を果たしているQBイーライ・マニングをバックアップに降ろすという人事によって、ついぞオーナーのジョン・マーラーはWeek13が始まる前に、GMとHCの2人を同時解雇しました。
2010年のときにはグリーンベイ・パッカーズのTEコーチとして、スーパーボウル優勝を果たしています。その後、2012−13はQBコーチをして、NYGに移籍が決定します。
2014−15はNYGのOCをしていましたが、シーズン通じて6勝ずつしか挙げられませんでした。結果は3位。うーん。微妙な結果です。
ショーン・ライアン(元テキサンズのQBコーチ)
テキサンズのQBコーチを2年、その前はWRコーチをしていた人ですね。テキサンズにいく前はNYGで、2007年から2015年までコーチをしていたんです。そう聞くと、イーライ・マニングや、デショーン・ワトソンを育てた人物だ!って勘違いしそうですが、どうもこの2人は誰がコーチに就こうが変わらんかったように思います。
それよりもトム・サベージとか、ブロック・オズワイラーのように不出来な存在のほうが目立ちます。こっちが彼の作品だとすると、なんでヒュー・ジャクソンHCは彼をOCにしたいというのでしょうか。
マイク・ムラーキー(タイタンズのHC)
24歳のマリオタを擁して、2017年シーズン初のプレイオフ進出を果たした。しかしながら、ペイトリオッツに敗北した途端に、オーナーから解雇通告を受けてしまいました。
HCの経験は、タイタンズで2年、ジャクソンビルで1年、バッファローで2年。オフェンシブ・コーディネータとしては、スティーラーズで3年、ドルフィンズで1年、ファルコンズで4年と経験値は素晴らしいです。