ニューオーリンズ・セインツで大活躍中のLBマンタイ・テオ#51
フェイクNEWSで全米を震撼させた男としても有名です。
- 恋人を白血病で失ったノートル・ダムのLBマンタイ
- リナイ・キクアはSNS上だけのネット彼女
- 騒動が一気に全米のNEWSに
- ネタバレ後の展開
- マンタイ・テオの出身校 プナホウ・スクール
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恋人を白血病で失ったノートル・ダムのLBマンタイ
彼はフットボール名門校のノートルダム大学の超スターLBで、大人気の選手でした。そしてシーズン途中に付き合っている彼女が白血病でこの世を去りました。
悲しみにくれるマンタイを支えようと、チームメイトが大奮起!ノートルダム大学は快進撃を続けました。そんな友情の物語、悲劇のヒーローに全米のメディアが駆けつけました。に、愛する恋人を白血病で失った悲劇のプレイヤーとして、全米のNEWSになりました。(マンタイのおばあさんも彼女が死んだ数時間前にも死んでます。)
だけど、そんな彼女実在しなかったんです!
リナイ・キクアはSNS上だけのネット彼女
マンタイはSNSで「私と付き合って下さい」というメッセージを真に受けて、プロフィール写真だけで彼女とお付き合いすることに。
しかし、このアカウントを操作しているのは、彼女を騙った暇を持て余した男子大学生だったのです。
マンタイはその暇な男子大学生にまんまと釣られて、仮想彼女とメッセージのやりとりを繰り返すようになりました。騙り野郎も声を裏返してマンタイに電話したりして、遊びがエスカレートしていきます。
なんで気が付かないんだよマンタイ。
彼も美しい彼女に心を奪われ毎日電話するようになります。
そして2012年の6月。彼女から「白血病」であることのメッセージが。
「自分に何があってもプレイをし続けて欲しい」
という健気な気持ちが余計に彼を苦しめました
そして3ヶ月後、彼女の兄と名乗る人間から
「妹が死んだよ。君には報告しとかなきゃと思って・・・・」
とマンタイに電話。
マンタイはもう悲しみに明け暮れます。
騒動が一気に全米のNEWSに
チームメイトはそんなマンタイを元気づけようと奮起。ノートルダム大学は獅子奮迅の働きで全米のNEWSになりました。メディアはこぞってマンタイの悲劇をとりあげ、死んだはずの彼女の写真が公共の電波にのって広がっていきました。
そうすると、彼女を騙った男がビビってしまって、もう一回マンタイに電話します。
「実は麻薬組織に追われてて、死んだことにしないといけない」
とわけの分かんない話に。
「あれ・・・・?おれ騙されてる?」
やっと気が付きましたな。この辺でやっとマンタイも違和感を感じました。
友達にも相談しました
「マンタイよ、お前これ騙されとるぞ」
と友達もコメント。コレ以降、一気にネタバレの展開となりました。
ネタバレ後の展開
実在する彼女、ルナイ・キクアさんからも
「なんで私死んだことになってんの?」
とメディアに問い合わせ。結局、フェイクNEWSであることがわかりまして、純粋に騙されてるだけのマンタイ・テオにたくさんのマイクが寄せられました。
ネタバレってことで、騒ぎを興した張本人も顔出し(TOT)
「えらい大きい話になってもて、マジゴメン」
ってコメント。
ご当人のマンタイのところにもマイクが殺到
「何がナンやらわかりまへん」
とコメント。
そんなこんなで、この騒動は終着しました。事実確認もせんまま、スルーでNEWSにしてしまうメディアもどうかと思いますけど、その後の展開であんまりワーワー言わないのはアメリカのいいところですよね、
マンタイ・テオの出身校 プナホウ・スクール
マンタイはHawaiiの人。出身のプナホウハイスクールは、オバマ大統領 の母校でもあります。彼は1991年の生まれで現在26歳。ドラフトではチャージャーズから指名を受けてNFLデビュー。フェイク彼女になったルナイ・キクアさんも同校出身でした。
今はセインツのLBとして大活躍してます。プレイオフでの活躍期待しています。