期限3分前の大型トレードが締結!エースWRの移籍!
カロライナ・パンサーズのエースWRであるケルビン・ベンジャミンが、バッファロー・ビルズに移籍が決定した。しかもシーズン最中のトレード期限3分前に!
カロライナ・パンサーズは、現在地区で首位争いをしている大切な時期。エースレシーバーのTEグレッグ・オルセンもまだ復帰できてない状態で、QBキャム・ニュートンのメインパスターゲットとなるWRのベンジャミンが居なくなるとは。GMはこのトレードで何を手に入れたんだろうか。
片やビルズは、かつてのエースWRサミー・ワトキンスを失い、レシーバー陣の強化を図りたかったところ。このトレードでオフェンス力をしっかり強化できただろう。ビルズは長いこと優勝争いに関わってない。今年は久々に調子がいい。なんとか今年にかけたい!そんな思いも忖度してしまいます。
WRケルビン・ベンジャミンのキャリア
2014年ドラフト1巡24位指名 カロライナ・パンサーズで4年目のシーズンを迎えていたところのトレード話だった。フロリダ州立大のセミノールズ出身。196cm 96kg。28ゲーム出場、84レシーブ、1,506ヤード獲得、19タッチダウンを記録している。2年生、3年生のキャリアを経て2014年のドラフトでNFLにデビュー。
かつてのパンサーズがGMとなって引き抜いたトレード
2014年当時のドラフトで、パンサーズのウォールームにいたのが、現在のビルズのGMブランドン・ビーン。そして現ビルズのHCも当時はパンサーズのディフェンス・コーディネーターをしていて、ベンジャミンのWRとしての能力を充分把握していた。彼らがパンサーズを出て、初めてのGM業に関わった2017年。彼らが最も興味を示していたのが、ケルビン・ベンジャミンだったのだろう。
一番困ってるのはキャム・ニュートン?
NFC南地区で首位争いをしているパンサーズは、Week8が終わって5勝3負。ライバルチームのNOセインツはバイウィークを入れて5勝2敗と勝ち星で並んでいる。今までも楽なゲーム展開はなかったものの、エースTEに加えてエースWRを失ってしまった。これからのオフェンスのゲーム展開は相当にタフなものになるだろう。