腰椎の骨折の疑いがあるQBデレック・カー
Week4のデンバー・ブロンコス戦。チームは10-16でブロンコス勝利に終わったのだが、レイダースが受けた痛手はそれだけでは済まなかった。
3Q残り5分、右にロールアウトしたカーに、ブロンコスからパスラッシュが来る。1stアタックはDEデレック・ウルフ(#95)。OLのマーシャル・ニューハウス(#73)がブロック損ねた穴を見事についた。これをカーはなんとか躱し前を向く。
しかし、次いでOLBシャキール・バレット(#48)が右サイドから攻めてきた。これとほぼ、同時にDEシェルビー・ハリス(#96)が突っ込んできた。これにはもうさすがに捕まってしまう。ほぼほぼダウンというところ。
だが、そこに遠く左サイドから猛烈に突っ込んできたDEアダムス・ゴティス(#99)がダメ押しのタックル。このタックル、故意ではないが、彼の左膝がカーの背骨あたりにヒットしているのがわかるだろう。
HCのジャックデル・リオも駆け寄り、状態を確認するが、プレイ続行不可能と判断。控えQBにゲームを渡すことになってしまった。
怪我の程度は2週か6週の出場停止レベルという噂
HCのジャックデル・リオは、短くとも2週間~6週間、彼は治療のため戦線を離脱することをコメントした。フィールドで強気な彼が、カメラの前で見せた姿は非常に力なさげであった。
この怪我は、昨年ダラス・カウボーイズのトニー・ロモが受けたものと同じ。彼は結局控えQBダック・プレスコットにスターターの座を譲る形になった。それどころか、引退を決意するまでになった。やはりフットボール選手という生き方に反対するのは、家族の常だろう。愛する家族を守るための手段は他にもある、もう十分にNFLの栄光を味わった。ロモはそう決断したのかも知れない。
カーを葬った膝タックル DEアダム・ゴットシスとは
NFL2年目となる選手。2016年のドラフトで全体指名63位の2巡指名選手です。ジョージア工科大学卒業のプレイヤー。オーストラリアのメルボルン出身の人ですね。193cm 139kgという大巨漢でありながら、グイグイ走れるタイプのフットボーラーです。しばらく、オークランド市民から、ブーイングを受けるのでしょうね。
カーの代役は、このQB EJマニュエル
うーん。あんまり知らん。
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