QBデレック・カーがレイブンズと 5年125M$の超大型契約を締結!
まだかまだかと伸びていた、NFLの話題のひとつであった、レイダースQBがようやく決定しました。それは予想を大きく上回る形でした。QBデレック・カー、超大型契約を締結です。
5年で125M$というと、日本円にして139億円。単純に1年あたりに換算すると、27.8億円と、現在いるQBの中で最も高い契約どころか、NFLの歴史の中で最も高い契約を結んだ選手になりました。
2014年のドラフトでNFLデビューしてからの、4年間のエントリーレベルでの契約金額は、4年で5M$でした。それと比較すると、なんと20倍の契約です。
インディアナポリス・コルツと、QBアンドリュー・ラックが締結している金額が、これも同じく5年ですが、金額は122.97M$です。カーはラックよりも少し多い金額締結です。(少しって言っても2億円も違いますけど)
サラリーキャップが少しずつ上っていることに加えて、ラックの大型契約、そして今回のカーの大型契約。QBに支払う報酬がドンドンとインフレを起こしそうな気がしますね。これがそのまま引き続くとなると、リーグとしてはサラリーキャップを上げざるを得ません。ビジネスが拡大している、というといいことですが、高転びしそうな怖さもありますね。
DE カリル・マックの契約はどうなるか?
デレック・カーとの契約が締結して、エースQBの長期確保に成功したレイダース。しかし、片やディフェンスのスター選手であるDEのカリル・マックとの契約が残っています。
彼はまだ入団のときのエントリーレベル契約です。とは言っても全体5位指名でしたので、4年18M$と大きな契約ですが。しかし彼の実力から言うと、この5倍くらいは必要でしょう。J.J.Wattがテキサンズと契約しているのが、6年100M$ですからね。この契約更新が2018年に迫っています。
サラリーキャップのルールがあるので、どこかに資金が遍重してしまい、弱点が作られてしまいます。レイダースHCのジャック・デル・リオは、どんなチームマネジメントを見せてくれるのか。楽しみです。