チーフスのトラビス・ケルシーが順位をぐぐっとあげてきましたね。ビルズのRBルショーン・マッコイも69位から27位と人気上昇。逆にJJワットが3位から35位に転落してますね。2016年は結構欠場してたからね。さて、それではそれぞれの選手を紹介していきます。
- 40位~21位 各選手紹介
- 40位 LB ビック・ビーズリー ファルコンズ 3.95M(4.4億円)
- 39位 LB ボビー・ワグナー シーホークス 7.6M(8.36億円)
- 38位 DT フレッチャー・コックス Eagles 9.4M(10.3億円)
- 37位 CB アキーブ・タリブ デンバー・ブロンコス 12M(13.2億円)
- 36位 WR Tyreek Hill Chiefs タイリーク・ヒル チーフス
- 35位 DE JJ Watt Texans 14.5M(15.95億円)
- 34位 SS キャム・チャンセラー シーホークス8M(8.8億円)
- 33位 RB デマルコ・マレー タイタンズ 6.95M(7.6億円) 前回84位
- 32位 CBマーカス・ピータース チーフス 2.6M(2.8億円)
- 31位 QB マシュー・スタフォード ライオンズ 22M(24.2億円)
- 30位〜21位 選手紹介
- 30位 FS アール・トーマス シーホークス10.4M(11.4億円)前回81位
- 29位 WR マイク・エバンス バッカニアーズ4.66M(5億円)
- 28位 S ランドン・コリンズ ジャイアンツ 1.66M(1.72億円)
- 27位 RB ルショーン・マッコイ ビルズ 8.85M(9.73億円)
- 26位 TE Travis Kelce Chiefs トラビス・ケルシュ チーフス 5.4M(5.9億円)
- 25位 LT ジョー・トーマス ブラウンズ 11.5M(12.6億円)
- 24位 QB ラッセル・ウィルソン シーホークス 18.8M(20.6億円)
- 23位 TE ロブ・グロンコウスキ 6.75M(7.4億円)
- 22位 QBベン・ロスリスバーガー スティーラーズ18.2M(20億円)
- 21位 CBリチャード・シャーマン シーホークス
- 結びに
- こちらの記事もオススメ
40位~21位 各選手紹介
RANK | 名前 | College | POSITION | TEAM |
---|---|---|---|---|
40位 | ヴィッグ・ビーズリー | クレムソン | LB | Falcons |
39位 | ボビー・ワグナー | ユタ | LB | Seahawks |
38位 | フレッチャー・コックス | ミシシッピー | DT | Eagles |
37位 | アキーブ・タリブ | カンザス | CB | Broncos |
36位 | タイリーク・ヒル | 西アラバマ | WR | Chiefs |
35位 | JJワット | ウィスコンシン | DE | Texans |
34位 | キャム・チャンセラー | バージニア工科 | S | Seahawks |
33位 | デマルコ・マレー | オクラホマ | RB | Titans |
32位 | マーカス・ピータース | ワシントン | CB | Chiefs |
31位 | マシュー・スタッフォード | ジョージア | QB | Lions |
40位 LB ビック・ビーズリー ファルコンズ 3.95M(4.4億円)
2015draft / 1st round / 8th pick / クレムソン大学出身
2015年のドラフトで1巡指名の人気選手。名門クレムソン大出身のLBです。ファルコンズの守備の要として第51回スーパボウルでも大活躍でした。
ファルコンズとは4年契約。2019年にはFA市場に放出される予定。いい選手なのでファルコンズが手放さないと思いますけどね。
39位 LB ボビー・ワグナー シーホークス 7.6M(8.36億円)
2012draft / 2nd round / 47th pick / ユタ大学出身
SSキャム・チャンセラー、CBリチャード・シャーマンと並んで、ディフェンスのリーダーですね。この三人のパフォーマンスがそろうとシーホークスはバカみたいに強い。
38位 DT フレッチャー・コックス Eagles 9.4M(10.3億円)
2012draft / 1st round / 12th pick / ミシシッピー大学出身
ボビー・ワグナーと同期、2012年ドラフトでのデビュー。ただこっちは一巡12位での上位指名選手でした。イーグルスとは6年で102M(112億円)の大型契約を結んでいます。来年からの収入は17.9M(19.6億円)とごっつい高給取りのDEですね。
37位 CB アキーブ・タリブ デンバー・ブロンコス 12M(13.2億円)
2008draft / 1st round / 20th pick / カンザス大学出身
第50回のスーパーボウルでも出場し、優勝リングをゲットしたブロンコスのエースCBのタリブ。一時期ペイトリオッツに移籍していました。現在10年目を迎えるキャリアです。デビューはタンパベイ・バッカニアーズ。2008年ドラフトで全体20位指名でした。その後ペイトリオッツに移籍しますが、ここは2年で放出。ブロンコスに2014年から在籍してます。実はクリーブランド生まれのタリブ。現在31歳ですね。もう5年もすると実家に戻ったりするのかな。でもそのときには、流石にパフォーマンスが落ち込んでるだろうな。
36位 WR Tyreek Hill Chiefs タイリーク・ヒル チーフス
2016draft / 5th round / 165th pick /西アラバマ大学出身
2016年のドラフトでデビューしたばっかりのまだルーキーWRです。シーズン16試合全て出場しておりますが、レシーブ記録は593yds。あんまり目覚ましい活躍をしたという印象はありませんね。
シーズン通して61キャッチ。あんまりかなー。もともとエースWRのジェレミー・マクリンの2番手としてロースター入してた選手なんですが、マクリンが急遽放出されてしまい、レイブンズと契約しましたので、今期からはエース、とまではいかなくとも、主要なWRとして出場してくるはずです。
ヒルはリターナーとしても16試合出場しています。こっちはリターン平均 27.4ydsとなかなかの好成績かと思います。
35位 DE JJ Watt Texans 14.5M(15.95億円)
2011draft / 1st round/ 11th pick / ウィスコンシン大学出身
スーパースターのJJワット。脅威の身体能力でオフェンスラインを粉砕し続ける男です。相手となるオフェンスチームはいつも苦労しているでしょう。
前回は3位という人気でしたが、昨年故障者入してしまったから、プレーオフにもでれなかったからどうしてもね。現在怪我の状況がどこまで復活したのかわかりませんが、今期2017シーズンには出てくることは間違いないでしょう。
キャリアを見てると、2014年には20回もQBサックしてます。平均的にみても16回以上ですね、とすると毎試合必ず一度はQBはワットにタックルされてる。ということになりますから、テキサンズと試合するときは、QBは相当覚悟しなきゃならん、本当に恐怖のDEです。
34位 SS キャム・チャンセラー シーホークス8M(8.8億円)
2010draft / 5th round / 133th pick / バージニア工科大学
シーホークスのストロング・セイフティのチャンセラー。しかし出場していない試合もチラホラあります。昨シーズンでは4試合休場、2015年では5試合欠場しています。怪我が多いポジションでもないのに、不思議です。
シーホークス一筋今年8年目を迎える彼ですが、契約が今年のシーズンしか残っていません。今年30歳を迎える選手なので、フロントサイドからするとパフォーマンスが落ちてくる時期、と見てるかもしれないですね。2017Sにどういう試合を魅せてくれるか、楽しみにしています。
33位 RB デマルコ・マレー タイタンズ 6.95M(7.6億円) 前回84位
2011draft / 3rd round / 71th pick / オクラホマ大学出身
現在5本指に入るRBですね。以前「NFLチーム紹介 タイタンズ」の記事の時にも紹介した選手です。ドラフトでは3巡目の全体71番目でした。プロに入ってから同期のRBたちをどんどん追い抜いて成長してきました。そういう所がカッコイイですよね。
デビューしたカウボーイズとは継続契約を結べなかったですが、新居地タイタンズでエースRBの座を獲得して、色濃く存在感を発揮しています。こうやって自分のキャリアを作っていくのって勉強になりますね。タイタンズには、僕が応援してるQBマリオタもいるので、どうか2人で勝ち上がってきて欲しい。
32位 CBマーカス・ピータース チーフス 2.6M(2.8億円)
2015draft / 1st round / 18th pick / ワシントン大学出身
2015年ドラフトで全体18位指名の注目CBのピータース。現在2シーズンが終わったところですが、そのパフォーマンスは期待通りだったようです。2年間でインターセプト14回といい記録をだしています。
ルーキーイヤーでは最優秀ディフェンス新人賞を獲得しています。これからますます成長されていく選手なんでないでしょうか。チーフスの32番。注目選手ですね。
31位 QB マシュー・スタフォード ライオンズ 22M(24.2億円)
2009draft / 1st round / 1st pick / ワシントン大学出身
強肩QBスタフォードです。メガトロンことカルビン・ジョンソンが引退してから、彼の実力が陰りを魅せているような気がしますが、これからが真の実力を試されるときですよね。
複雑なゲーム展開で、ロングパスに頼らずにゲームの組み立てができるか。どこが相手チームのウィークポイントなのか。などいかにクリアに冷静に処理できるか。メガトロンがいなくなってからのスタフォードに注目します。
30位〜21位 選手紹介
RANK | 名前 | College | POSITION | TEAM |
---|---|---|---|---|
30位 | アール・トーマス | テキサス | S | Seahawks |
29位 | マイク・エバンス | テキサスA&M | WR | Buccaneers |
28位 | ランドン・コリンズ | アラバマ | S | Giants |
27位 | ルショーン・マッコイ | ピッツバーグ | RB | Bills |
26位 | トラビス・ケルシー | シンシナティ | TE | Chiefs |
25位 | ジョー・トーマス | ウィスコンシン | T | Browns |
24位 | ラッセル・ウィルソン | ウィスコンシン | QB | Seahawks |
23位 | ロブ・グロンコウスキー | アリゾナ | TE | Patriots |
22位 | ベン・ロスリスバーガー | マイアミ | QB | Steelers |
21位 | リチャード・シャーマン | スタンフォード | CB | Seahawks |
30位 FS アール・トーマス シーホークス10.4M(11.4億円)前回81位
2010draft / 1st round / 14th pick / テキサス大学出身
シアトルですから、南からグググーっと北上してきてますねwww。
29位 WR マイク・エバンス バッカニアーズ4.66M(5億円)
2014draft / 1st round / 14th pick / テキサス大出身
スンバラシイWRですよね。NFL.COMでの調査でもWRランキングで5本指に入ってます。レシーブ記録ではコルツのヒルトンや、ファルコンズのジョーンズに後塵を拝する形となっていますが、ココぞというときの彼のひらめきは素晴らしい。
QBのウィンストンもエヴァンスと同じく2015年ドラフト入団同期生。2015年生でバッカニアーズをガンガン引っ張っていって欲しいですね。
28位 S ランドン・コリンズ ジャイアンツ 1.66M(1.72億円)
2015draft / 2nd round / 33th pick / アラバマ大学出身
ジャイアンツのSS。2015年ドラフト入団 第二巡の33位指名の注目選手でした。身長の6フィート(183センチ)とちょうどいいサイズです。
昨年2016年では100回もタックルしてます。ジャイアンツのLB陣が無能だから、これだけタックルが増えてる、というわけでは無いです。それだけ彼のチェックが早いってことです。
27位 RB ルショーン・マッコイ ビルズ 8.85M(9.73億円)
2009draft / 2nd round / 53th pick / ピッツバーグ大学出身
鬼カットのマッコイ。2014年まではイーグルスのエースRBとしてNFLに君臨していました。今なお、その存在感は半端ない。現在29歳になる彼ですが、パフォーマンスは全く落ち込んでなく、昨シーズンでも1,237YDSの記録を出しています
26位 TE Travis Kelce Chiefs トラビス・ケルシュ チーフス 5.4M(5.9億円)
2013draft / 3rd round / 63th pick / シンシナティ大学出身
チーフスのエースレシーバー。TEなのにwww。というケルシュさん。195CMの高身長でバシバシ記録を伸ばしています。チーフスにはマクリンというWRがいましたが、欠場が続き、ついに放出され、いまなおエースWRがいまいちはっきり決まらない感じ。
現在28歳になる彼はまだまだNFL歴5年目。収入もそこそこですが、昨年5年で46.8Mの契約を交わしています。TEって低収入なもんですが、彼やグロンコウスキはいいですね。TEを使った戦略が最近NFLでは多いですから、平均のキャップヒットもこれから上がってくる気がします。
それにしてもチーフスWRは貧弱ですが、それでも2016シーズンは地区優勝して、プレイオフに進出しています。現在のQBアレックス・スミスから新QBマホームズへ上手にバトンが渡るといいなと思っています。
25位 LT ジョー・トーマス ブラウンズ 11.5M(12.6億円)
2007draft / 1st round / 3rd pick / ウィスコンシン大学出身
11年のキャリア全てをブラウンズにささげているトーマス。レフトタックルとして年ごとに変わっていくQBを守り続けています。オフェンスの中で強いリーダーシップを発揮していることでしょう。
ひょっとすると、QBよりも彼のほうが意見力が強くてまとまらないんでないかな。ともさえゲスな勘ぐりをしてしまいます。だって11年も同じチームにいるんだもん。契約は7年で80M。結構どころか、相当な高給取りでした
24位 QB ラッセル・ウィルソン シーホークス 18.8M(20.6億円)
2012draft / 3rd round / 75th pick / ウィスコンシン大学出身
SUPERBOWLを制したQBの一人ですね。2014年シーズン 第48回スーパーボウルです。2012年のドラフトで入ったその年に、レギュラー獲得してプレイオフまでチームを引っ張っていきました。彼の評価は鰻登り。
しかし、2012年のドラフトで彼は上位指名どころか、全体75位、なんと3巡目の指名選手だったんですね。ルーキーイヤーはパス成功率64.1%、3,118ヤードを獲得し、26TDパス、インターセプトはわずか10回でQBレイティング100.0。
翌年も、デビュー年を上回る成績を残しQBレイティング101.2の全体7位。入団してから2年連続でQBレイティング100以上をマークしたのはNFL史上彼が初めてです。そしてパス獲得ヤードも年々増えています。QBとしての成績は全て前年を上回り、今なお成長し続けているQBです。どうしてこんな逸材がドラフト3巡指名だったんでしょうか。不思議ですね
23位 TE ロブ・グロンコウスキ 6.75M(7.4億円)
2010draft / 2nd round / 42th pick / アリゾナ大学出身
ペイトリオッツのリア充男。グロンコウスキー。ブレイディのナンバーワンターゲットとしてペイトリオッツ時代を牽引してきた男です。
またTEの地位向上に大きく貢献してきた選手でもあると思います。ベリチックはショートパスを多用する戦略を使いますので、その上でTEに与えられるアサイメントは非常に重要なものが多いです。
パスターゲットになることもあり、リードブロッカーになることもあり、ラインマンになることもあり。様々な能力を高い次元で成功させないといけない。さらに怪我しちゃダメ。という難しいことばかりです。
22位 QBベン・ロスリスバーガー スティーラーズ18.2M(20億円)
2004drat / 1st round / 11th pick / マイアミ大学出身
スティーラーズ不動のエースQB。Mr.スティーラーズとなりましたね。
NFLのチームの中で6回もスーパーボウルを優勝しているのはピッツバーグスティーラーズのみです。しかし、SB優勝までチームを牽引してくれたQBは、スティーラーズの長い歴史の中でたったの2人なんですね。
一人は、スティーラーズの黄金時代を築いたテリー・ブラッドショー。1970-1983年の14年の中で4度のSBリングを勝ち取った偉大なQBです。そしてもうひとりが、このベン・ロスリスバーガー。現在2度のSBを勝利した偉大なQBです。
しかしロスリスバーガーも今年で40歳。「もう、引退したら?」っていう年に差し掛かってきました。スティーラーズのQB後継者問題は結構大きな話題ですし、今カレッジでアメフトやってる大学生は、「俺が次のスティーラーズQBだ!」って意気込んでる奴らばっかりじゃないでしょうか。
もしロスリスバーガーの後釜になる選手が決まれば、全米から注目を浴びること間違いなしです。それだけで夜も眠れない。ロスリスバーガーよ、婦女暴行とか紳士にあるまじきことをして、晩節を汚すなよ。
21位 CBリチャード・シャーマン シーホークス
2011draft / 5th round / 154th pick / スタンフォード大学出身
ラッセル・ウィルソン、ダグ・ボールドウィンがオフェンスのスターなら、リチャード・シャーマンは、ディフェンスのスター選手。全ての試合でWRを殺すような目で睨みつけて、ことごとく相手のパスを粉砕する。
彼はドラフトでは全く注目されなかった選手でした。5巡指名の全体154位でした。しかし持ち前の負けず嫌いのど根性で、ここまでのし上がってきた熱血野郎です。
身長190CMを超える大型DBは結構珍しい。基本スピードを重視すれば、それほど高身長の選手はフィットしないんですね。
それでもシャーマンや、SSのキャム・チャンセラーはスピードもあり、身長もあり、ガツもありの三拍子そろったスター選手です。
やっぱり今期のシーホークスも強そうですね。
結びに
後はいよいよトップ20人です。NFL32チーム、ロースター入り53名の合計1696人のうちのトップ20人。
怪物揃いの中のさらに怪物たち。まだまだ紹介してない人たちがたくさんいます。次回はもっとより深く調べてみたいと思います。
こちらの記事もオススメ