ラスベガスが、街の歴史はじめて、NFLのフランチャイズになりました。これはビッグニュースでしたね。
このまちにやってきたのが、かつてオークランドに本拠地をもっていたレイダースです。今回はラスベガスの街の紹介、そして旧フランチャイズだったオークランドの紹介、最後にレイダースの紹介をさせてもらいます。
それではどうぞ!日本でもっとNFLが浸透しますように。
- ラスベガスってどこにあるの?
- ラスベガスのまちの歴史
- ラスベガスのスポーツ
- 本拠地アレジエント・スタジアムの紹介
- 旧フランチャイズのオークランドについて
- オークランドの名物
- レイダースのチーム創設の歴史
- あまりに怖すぎるレイダースファン
- Supremeとレイダースがコラボ
- チーム戦績
- レイダースのHCはジョン・グルーデン
- オフェンスチーム
- QBデレック・カー(Derek Carr)#4
- QB マーカス・マリオタ(Marcus Mariota)#8
- LT コルトン・ミラー(Kolton Miller)#74
- LG リッチー・インコグニート(Richie Incognito)#64
- C アンドレ・ジェイムス(Andre James)#68
- RG デンゼレ・グッド(Denzelle Good)#71
- RT アレックス・レザーウッド(Alex Leatherwood)#70
- OL ニック・マーティン(Nick Martin)#66
- TE ダレン・ウォーラー(Darren Waller)#83
- WR ジャコビ・マイヤーズ(Jakobi Meyers)#16
- WR ヘンリー・ラグスⅢ(Henry Ruggs)#11
- WR ブライアン・エドワード(Bryan Edwards)#89
- WR ハンター・レンフロウ(Hunter Renfrow)#13
- WR ジョン・ブラウン(John Brown)#15
- RBジョシュ・ジェイコブス(Josh Jacobs)#28
- RB ケニヤン・ドレイク(Kenyan Drake)#41
- ディフェンスチーム
- DE クレリン・フェレル(Clelin Ferrell)#96
- DT クイントン・ジェファーソン(Quinton Jefferson)#97
- DE クリスチャン・ウィルキンス(Christian Wilkins)#94
- DT ジョナサン・ハンキンス(Jonathan Hankins)#90
- DE ヤニック・ンガコウエ(Yannick Ngakoue)#91
- DE マックス・クロスビー(Maxx Crosby)#98
- LB コリー・リトルトン(Cory Litlleton)#42
- LBジェイオン・ブラウン(Jayon Brown)#55
- LB K.J.ライト(K.J.Wright)#?
- LB チャンドラー・ジョーンズ(Chandler Jones)#55
- MLB デンゼル・ペリマン(Denzel Perryman)#52
- LB ニコラス・モロー(Nicholas Morrow)#50
- LB タナー・ミューズ(Tanner Muse)#55
- LB ニック・クイトコウスキ(Nick Kwiatkoski)#44
- CBケイシー・ヘイワード(Casey Heyward)#26
- CB デモン・アーネット(Damon Arnette)#20
- CB トレイボン・ムーレン(Trayvon Mullen) #27
- SS ジョナサン・アブラム(Johnathan Abram)#24
- SS カール・ジョセフ(Karl Joseph)#42
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ラスベガスってどこにあるの?
ラスベガスがあるのは、アメリカの西、ネバダ州です。なんかもっと内陸部にあるようなイメージでしたけど、だいぶ違います。
日本からですと、ロサンゼルス空港から乗り継いでいくような感じです。日本から新婚旅行でラスベガスにいくひとが多いのは、乗り継ぎの距離がけっこう近いからでもあります。
ぶっちゃけ、ラスベガス以外はほぼほぼ砂漠で、なんにもねぇ、といって過言じゃない。人口は270万人で、アメリカでは35番目。8割近くの州民はラスベガスに住んでます。
州都はラスベガスかと思いきや、カーソンシティという人口5万人の田舎町。カリフォルニア州に隣接するロケーションなので、政治的に便利だったのかも知れないですね。
ラスベガスのまちの歴史
ネバダ州最大の都市、ラスベガスは都市圏人口200万の規模を誇る大都会です。ネバダの砂漠の中に、ポツンとある窪地。それがラスベガスだったらしいです。そこに水場、いわゆるオアシスが存在していて、カリフォルニアに向かうゴールドラッシュの中継地として栄えたそうです。
1929年にアメリカに世界恐慌がおそいます。ネバダ州は大した税収もなかったので、それまで違法だったギャンブルを合法化し、経済復興のカンフル剤として手を打ちました。
1931年にフーバーダムが建設され、この豊富な電力により、カジノ経営が非常に安定化します。ルーズベルト大統領のニューディール政策も街の経済復興の追い風となり、ラスベガスは徐々に力を持ち始めます。
WW2 、第二次世界大戦が集結し、ベンジャミン・シーゲルが、ラスベガスにカジノホテルを経営しはじめます。これが見事にヒットしました。これは大儲けできると、イタリアンマフィア、シカゴギャングたちがダークマネーをどんどんつぎ込んで、続々とホテルが生まれ始めます。
ホテルでは、フランク・シナトラ、サミー・デイビス・ジュニアなど、当時のスター歌手たちが毎夜のようにショーを繰り広げ、一大エンターテインメントの集積地として成長。現在のラスベガスのグランドデザインが完成したのが1950年頃です。
ラスベガスのスポーツ
このまちにはエンターテインメントは数多くあったけど、プロのスポーツチームが長らく存在しなかったのです。その理由としては、毎夜のように繰り広げられるキラキラしたショー。観光客に溢れ、街中は毎日お祭り騒ぎ。この状況ですから、地元住民のアイデンティティを育む、スポーツチームをもつことへの欲求が低かったように思います。
しかし、2016年にいよいよ、プロスポーツチームの誘致を実行しました。NHL、アイスホッケーチームの、ベガス・ゴールデン・ナイツです。
そして2020年には、NFLのレイダースの誘致に成功。これでいきなり4大スポーツの2つのフランチャイズにおどりでました。
本拠地アレジエント・スタジアムの紹介
現在まだ工事中の本拠地、アレジエント・スタジアム。2017年に着工し、2020年の開幕には間に合わせる予定です。建築コストは$1.8Billion(1920億円)くらいと言われています。かなり高額な印象です。
外観はレイダースのチームカラーであるブラックを全面にだし、圧倒的な存在感を発揮しています。内部の印象はガラリと代わり、中央部天井が青空を透過し、大変に開放的で明るいです。
設計はMAICA ArchitecutreとHNTBの共同企業体。どちらもミズーリ州カンサスシティにある巨大設計事務所です。MANICAは、ACミランのヌオボや、FCバルセロナのカンプノウを担当しています。HNTBは49ersのLEVISスタジアムを設計した会社です。
旧フランチャイズのオークランドについて
ラスベガス・レイダースになる前は、長い間本拠地はオークランドでした。このまちの紹介もぜひともさせてください。
オークランドが位置するのは西海岸。カリフォルニア州です。ロサンゼルスから北に650kmにあります。サンフランシスコやシリコンバレーからほど近いため、かなりリッチな階層も多くいそうなエリアです。
拡大するとこういう感じ。湾を挟んで、サンフランシスコとは兄弟都市のような形になってます。
オークランドは非常に有名な街です。それは治安の悪さです。アメリカでも治安の悪い街として有名です。現在、最も悪い国は北部デトロイト、次に一部のNY、そして三番目にあがるのが、オークランドです。
2000年代に入ってなお、1000人あたりの暴力的犯罪は16.8%であり、全米4位、殺人件数は104、強盗や車両盗難は全米で一番悪かった。
このまちはとにかく人種が多様。アフリカ系アメリカ人・白人・日本人・中国人・台湾・韓国・ベトナム・チカーノ(メキシコ系)などです。そのため、オークランドのチャイナタウンは結構有名で、かなりの規模があるそうです。そこに近接する形で日本人街もあるようです。
そういう過去があるためか、オークランド・シティと、日本の福岡市は姉妹都市提携を結んでいます。1962年から文化的交流を実施しているそうです。それにしても、行政がこういうことを取り仕切ると、もう一つオシャレにならんですね(笑)
オークランドの名物
まずは野球。MLBはアスレチックスですね。日本から、阪神の藪恵壹、ゴジラ松井秀喜、岩村、岡島がロースター入していました。
そしてなにより、オークランドといえば、ゴールデンステート・ウォーリアーズです。スター選手、ステフォン・カリーが在籍しているNBAファイナルの常連チームですね。MLBのほうは来場者数に悩み困窮しているそうですが、NBAはチケットが全然トレないほどの大人気です。
そして、オークランド出身といえば、グリーンデイですね。見た目と音楽から、てっきりイギリスのパンクバンドだと思っていましたが、調べたらオークランド愛に溢れた青年達でした。アスレチックスのユニフォーム来たりして、街歩いてますね。
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レイダースのチーム創設の歴史
チームが誕生したのはAFLが創設された1960年。もともとはミネソタにAFLの新チームをオファーしていたんですが、ミネソタはAFLからNFLに鞍替えをしちゃうんですね。「ああーチーム足りひん。もう一つ作らないか」と、ウロウロするんですが、当時オークランドはあまり積極的ではなかったんですね。
というのは、初期投資額がデカかったのが原因です。オークランドには専用のスタジアムがなく、それをゼロから作るのが超大変だった。なので足踏みしていたんですね。
そうして空席になっちゃって、仕方ないから7チームでAFLスタートするかぁと考えてたら、当時チャージャーズのオーナーだったバロン・ヒルトンが、「カリフォルニアに、1つチームできないなら、僕もやめるで」と揺さぶりかけてくるわけです。
そんで、急いでオークランドにチームが出来上がるわけです。だけども、そういう背景なもので、別に街にはチームが欲しい!っていう盛り上がりがなかったわけです。だからレイダースの創設者っていうのは、オークランド市民代表っていう名もなき人たちなのです。
地元は有力な後援者を募る方向で動きます。そこでオークランドの不動産開発を手掛けていたチェット・ソーダ(Chet Soda)を筆頭に、7人のメンバーでオーナーグループ(特定目的限定法人)が形成され、運営されることになります。
そして1963年には、チャージャーズでアシスタントHCをしていたアル・デイビスを、HC兼GMとして引き抜く。このときにデイビスが決めたのが、現在のチームカラー、黒と銀。当時白黒テレビだったので、最も画面写りが良いものとして選ばれたらしい。
アル・デイビスはレイダースを去り、AFLのコミッショナーに付きます。彼はAFLを最高のリーグにしようと志をもっていたのですが、チームのオーナーたちはNFLと合併して巨大化することを目論んでいました。結果1970年にAFLとNFLが合併をするわけです。
デイビスは裏切られた思いで「あんな腰抜けたちより、オレがやったるわぃ!!」と勢い付いて、彼はレイダースのオーナーに就任するわけです。
1969年には、レイダースのHCにジョン・マッデンが着任します。現在のアメフトゲーム「MADDEN」の名前は彼から取っています。この時期のレイダースは鬼のように強かったらしいです。今では少し想像できないですけどね。
1981年にレイダースはイーグルスを破り、スーパーボウルを制覇します。もともと望まれてないのに誕生したレイダースですが、アル・デイビスの熱狂的な仕事ぶりのおかげで、オークランドが誇るチームとして成長していくのです。
「オレらの作ったレイダース!!マジ最高やで!!」と聞こえてきそうですね。
だけども1982年。本拠地をロサンゼルスに移すことになります。1980年シーズンの前、オーナーのアル・デイビスはオークランドのスタジアム新築を訴えかえるも、オークランドは経済力がない。ということで、頓挫していたんですが、なんとか移転が決定。1982年から1994年はロサンゼルス・レイダースでした。
そして1995年。ロサンゼルスの13年間を終えてオークランドに戻ってきます。新スタジアム建設はかないませんでしたが、収容人数を2万人増加する増改築を行うことで対応しました。この追加された観客席のことを、アル・デイビスに因んで、マウントデイビスと名付けられました。
さて、レイダースの歴史はこんな具合です。自他共認めるフットボール卿(フットボール狂)のアル・デイビスは2011年に82歳でお亡くなりになるまで、ずっとオーナーで居続けました。現在は息子のマイクさんが引き継いでいます。
さて、そんなレイダースが、オークランドから去るわけですね。当初はオークランドから始まり、次に12年間ロサンゼルスに移りましたが、もう一度、オークランドに戻ってきました。しかし、2017年のオーナー会議にて31-1でラスベガスに移ることが決定しました。
オークランド市民は遣る方無い気持ちでしょう。大変悲しい気持ちでしょうね。
あまりに怖すぎるレイダースファン
侵略者たちっていうネーミングからも、なんか怖いイメージのファンが多いwww。黒・銀・白っていうカラーからも「悪役」の印象が強いですね。
逆にこれがファッショナブルで、レイダースのアイテムを身に着けている人が多い。日本でもTシャツやキャップをおしゃれに着こなしている人が多いですよね。
Supremeとレイダースがコラボ
チームアイコンのファッション性の高さゆえ、Supremeとコラボするなどの動きも近年見られます。このようにレイダースのイメージは「ちょっと悪い」「カオス」「ハード」な感じなんですね。
チーム戦績
さてそんなレイダース。シンプルに強いのか?弱いのか?です。これは正直なんとも言い難いところです。最近では2002年を最後の地区優勝を逃しており、強豪チームという印象はありません。
しかし、過去に3度スーパーボウルを優勝しています。彼らの最強時代は1977年~1984年です。1977年と1981年、1984年にスーパーボウルを優勝しています。
しかし、一番強かった時代はというと、やはりHCジョン・マッデンが指揮していた、1966~1978年でしょう。10シーズン連続勝ち越し、スーパーボウル2回出場、1回優勝という輝かしい時代です。
この後、マッデンが育てたレイダースは、81年、84年とスーパーボウルを優勝します。
2000年代に入ってから、00、01、02年と三年連続で地区優勝してます。2002年シーズンには第37回スーパーボウルまで進出していますが、対戦相手のタンパベイバッカニアーズに負けてしまいました。当時バッカニアーズのHCをしてたのが、現在レイダースのHCのジョン・グルーデンです。
さて、昨今いまいち強さが目立っていませんが、そこはなんのなんのレイダース。惜しい試合の連発です。もう少し、あと少しってところで結果が上がっていないだけで、主要選手が少し調子が上がると軍配がどちらにあがるかは、わからないですね。
レイダースのHCはジョン・グルーデン
2018年からHCがジョン・グルーデンです。コーチとしてキャリアは24年目。NFLでのキャリアは21年目になります。1998年から2001年までの3年をレイダースHCとして経験した後に
タンパベイ・バッカニアーズのHCとして7年経験し、スーパーボウルを優勝しています。
10年間テレビで解説者として活躍し、2018年にHCに返り咲きました。
オフェンスチーム
OCはグレッグ・オルソン(Greg Olson)さん。2018年にレイダースに返り咲いたグルーデンが、ラムズから抜擢したコーチです。QBコーチをしてきた経験が豊富です。
QBデレック・カー(Derek Carr)#4
2014年 / 2巡 / 36位 / フレスノ州立大学
現在QBの中では5番目くらいの大型契約を持っている選手です。2014年の同期QBは、いまは消えたジョニー・マンジール(ブラウンズ)、そしてブレイク・ボートルズ(ジャガーズ)、テディ・ブリッジウォーター(バイキングス)あたり。そういう意味では、デレックカーは二順指名であるが、大きく存在感を示しています。
だけども、印象としてはあまり勝てないQBという感じ。実力もあるしクレバーなんだけど、もう少し噛み合わない。幸運の女神に嫌われてるのか。
QB マーカス・マリオタ(Marcus Mariota)#8
2011年 / 1巡 / 2位 / オレゴン大学
かつてタイタンズのフランチャイズQBをしてきた選手。2019年を最後にQBをライアン・タネヒルにすげ替えられ、バックアップQBの道を歩む。2020年にレイダースと契約をしたが、スターターの夢は捨ててない。タネヒルにやられたように、ヤドカリ作戦で新しいチームのエースを狙う。
LT コルトン・ミラー(Kolton Miller)#74
2018年 / 1巡 / 15位 / UCLA
UCLA時代はQBジョシュ・ローゼンを守っていたミラー。2018年の1巡選手だけど、ルーキー年に7回もQBサックを許している。現在ペイトリオッツからトレードでトレントン・ブラウンを獲得したが、レイダースHCはミラーをRTにコンバートせず、LTのままセット。この判断がどうでるか見物です。
LG リッチー・インコグニート(Richie Incognito)#64
いじめっ子で有名なインコグニートが、2019年からNFLに復活です。彼については、こちらの記事に詳しく掲載しています。よかったらご覧ください。
C アンドレ・ジェイムス(Andre James)#68
2019 / ドラフト外 / UCLA
RG デンゼレ・グッド(Denzelle Good)#71
2015 / 7巡 / 255位 / マースヒル大学
RT アレックス・レザーウッド(Alex Leatherwood)#70
2021 / 1巡 / 17位 / アラバマ大学
レイダースオフェンスラインの両脇を固めるのは、どちらも1巡指名選手です。フロリダ州生まれで、最後の大学生活ではブラックライブズマター運動の脚本を書くなど、やはり黒人差別への強い気持ちがあるようです。在籍時に2回全米チャンピオンに輝き、最優秀オフェンスライン賞も受賞している名選手です。
OL ニック・マーティン(Nick Martin)#66
2016年 / 2巡 / 50位 / ノートルダム大学
カウボーイズのGザック・マーティンを兄にもつ。兄弟そろってノートルダム大学で、同じくOLをしてきた。いつか二人が同じチームでプレイすることあったら、めちゃいい話だなぁ。
ちなみにこないだ結婚したらしい。おめでとうニック。
TE ダレン・ウォーラー(Darren Waller)#83
2015 / 6巡 / 204位 / ジョージア工科大学
WR ジャコビ・マイヤーズ(Jakobi Meyers)#16
2019 / ドラフト外 / NCステート
2023からレイダースに加入。かつては4年間ペイトリオッツでした。ここ3年は平均800ydsを超える記録を、コンスタントに出していて、信頼の高い選手でしょう。昨年レイダースでは、キャリアハイの8本のTDを出しています。まだ成長していく可能性あります。
WR ヘンリー・ラグスⅢ(Henry Ruggs)#11
2020年 / 1巡 / 12位 / アラバマ大学
名門アラバマ大学のエースレシーバーだったラグス。レイダースが見事ドラフトで確保しました。身長こそ180cmとさほど大きくないですが、40ydsを4.27sで走り抜ける俊足と、垂直跳び1.07mに達する脅威の跳躍力。彼の補給エリアはかなり広く、CBをぶち抜いてフリーになれます。ビッグゲインを狙うウエポンとして要注意な選手です。
WR ブライアン・エドワード(Bryan Edwards)#89
2020 / 3巡 / 81位 / サウス・カロライナ大学
WR ハンター・レンフロウ(Hunter Renfrow)#13
2019年 / 5巡 / 149位 / クレムソン大学
まだ若手のレンフロウですが、髪の毛は薄くてベテラン感がスゴイ。冗談はさておき、非常に重要なレシーバーだと思います。大きなプレイはしないものの、丁寧なルートランで着々と相手陣地を突き進む。そしてここぞというシーンでは、絶対に決めてくれる男です。彼については、こちらにも記事にしていますので、御覧ください。
WR ジョン・ブラウン(John Brown)#15
2014年 / 3巡 / 91位 / ピッツバーグ州立大学
カーディナルズでデビューしたものの長くいられず、レイブンズで1年だけ。昨年2019年からビルズに転籍。177cmしかない少し低めのレシーバー。ビルズはWR陣に少し不安が残るよね。
RBジョシュ・ジェイコブス(Josh Jacobs)#28
2019/ 1巡 / 24位 / アラバマ大学
アラバマ大のジョイスティック。2020年はリーグ3位のアタック回数。獲得はリーグ8位の1,067yds(9位にいるのが、QBラマー・ジャクソン1,065ydsという意味不明なランキング)。彼がレイダースの主力になるのは間違いなしです。
RB ケニヤン・ドレイク(Kenyan Drake)#41
2016年 / 3巡 / 73位 / アラバマ大学
ドルフィンズで3年プレイして、4年目の2019シーズン途中にカーディナルズに移籍してきた選手です。2020年は1年だけ延長契約が成功し、$8.4Mとなかなか高額です。
ディフェンスチーム
DCはガス・ブラッドリー(Gus Bradley)さん。ジャガーズで2013-2016年ヘッドコーチをしてきた経験があります。その後チャージャーズでDCを4年。レイダースへは2021年から着任です。1966年生まれ。
DE クレリン・フェレル(Clelin Ferrell)#96
2019 / 1巡 / 4位 / クレムソン大学
若手のエッジラッシャー。2019年ドラフトは、てっきりケンタッキー大学のジョシュ・アレンを指名すると思ってたのに、まさかのクレムソン大学。ファンがどよめき、「GM何考えてんだよ!」と動揺するような一面もありました。しかし、ファレルもまた1流のDEです。
DT クイントン・ジェファーソン(Quinton Jefferson)#97
2016 / 5巡 / 147位 / メリーランド大学
シーホークスに比較的長いこと在籍してきた選手。2021年からレイダースへ。
DE クリスチャン・ウィルキンス(Christian Wilkins)#94
2019年 / 1巡 / 13位 / クレムソン大学
ドラフトで、コミッショナーのロジャー・グッデルに体当たりみたいな、ハイタッチした人ね。こういうの見てアメリカでも30歳くらいの選手は「あいつイキっとるなー」と言うんでしょうね。
インスタのプロフ画像が卒業して1年経った今でも、クレムソン大学タイガース時代のものを使ってる。それくらい母校愛があるんだね。まぁとにかくノリがいいので、マイアミ向きではある。遊びすぎないように気をつけて欲しい。
DT ジョナサン・ハンキンス(Jonathan Hankins)#90
2013 / 2巡 / 49位 / OSU
ジャイアンツからデビュー。レイダースへは2018年に契約。ミシガン州ディアボーンの生まれ。昨年は50タックルです。
DE ヤニック・ンガコウエ(Yannick Ngakoue)#91
2016/ Round3 / Pick69 / メリーランド大学
ジャガーズからの移籍。2017年にプロボウルに選ばれてる。キャリア3年目とまだまだ若い選手。2019年を最後にFA市場に出ると思いきや、ジャガーズはフランチャイズタグを設定。2021年を機に移籍が決定。
DE マックス・クロスビー(Maxx Crosby)#98
2019年 / 4巡 / 106位 / イースタン・ミシガン大学
まだデビューしたてのDLですが、1年目に10本もサックをあげてます。パスD#を4本もしてますし、今後かなり中心的人物になりそうな予感もします。
LB コリー・リトルトン(Cory Litlleton)#42
2016年 / ドラフト外 / ワシントン大学
ラムズからデビューしてスーパーボウルも経験しているハイスピード型のLB。フィールドの外から外までをカバーできる機動力とど根性をもってます。2018年にはプロボウルにも選ばれてます。
LBジェイオン・ブラウン(Jayon Brown)#55
2017/ 5巡 / 155位/ UCLA
4年でタックル330本、パスD#26本、インターセプト3本、サック10本と素晴らしい成績を残しています。
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他のNFL選手たちは大抵派手なんですが、休みの日は家で二匹の犬と遊ぶのが大好き。他にもパズルしたり映画みたり、性格はインドアな方です。
LB K.J.ライト(K.J.Wright)#?
2011 / 4巡 / 99位 / ミシシッピ州立大学
2021開幕直前の9月3日に契約が決まりました。かつてシーホークスで10年プレイしてきたラインバッカー。スーパーボウル優勝経験もあり、安定した選手です。
LB チャンドラー・ジョーンズ(Chandler Jones)#55
2012年 / 1巡 / 21位 / シラキュース大学
キャリアはNEペイトリオッツからスタート。5年目となる2016年からアリゾナ・カーディナルズに移籍が決定。3-4のOLBとしても、4-3のDEとしても活躍するリーグを代表するエッジラッシャー。彼が怪我で出場できないと戦力ガタ落ちです。
MLB デンゼル・ペリマン(Denzel Perryman)#52
2015 / 2巡 / 48位 / マイアミ大学
LB ニコラス・モロー(Nicholas Morrow)#50
2017年 / ドラフト外 / グリーンビル
レイダースで長年活躍している選手。今年で4年目になります。レイダースとは1年だけ$3Mの延長を手にしてます。毎年が勝負なんですよね。
LB タナー・ミューズ(Tanner Muse)#55
2020 / 3巡 / 100位 / クレムソン大学
イケメンLBのミューズ。大学時代には、2016年と2018年に大学チャンピオンに輝いています。当時のポジションはフリーセーフティでした。プロ入りしてから、タックルのセンスを買われてラインバッカーに転向です。出身はカリフォルニア州北部のベルモントです。
LB ニック・クイトコウスキ(Nick Kwiatkoski)#44
2016年 / 4巡 / 113位 / ウェストバージニア大学
ベアーズ時代に別れを告げて、5年目FAでレイダースに移籍。契約は3年$21M、レイダースとしても重要な選手です。2019年には80本ちかいタックルをあげています。
CBケイシー・ヘイワード(Casey Heyward)#26
2012 / 2巡 / 62位 / バンダービルト大
余り見ない名前の大学出身。パッカーズからデビューして、2016年からチャージャーズに移籍。2016-17と2年連続プロボウルに選ばれてる名選手です。18シーズンはもう一つ結果が伸びませんでしたが、底力のある選手ですね。2017年の11月に弟を交通事故で亡くしてます。トヨタのカムリに乗っていて、緊急避難レーンに停車していたトレーラーに衝突したようです。
CB デモン・アーネット(Damon Arnette)#20
2020年 / 1巡 / 19位 / OSU
ドラフトで2番目に呼ばれた選手です。OSUはいつも素晴らしいDBを輩出することで有名ですね。彼の指名権は2018年にカリル・マックをトレードしたときにゲットした分です。あの時のトレードが成功かどうか、アーネットの働き次第ですね。
CB トレイボン・ムーレン(Trayvon Mullen) #27
2019年 / 2巡 / 40位 / クレムソン大学
デビューになったのは、開幕戦の1試合目から。ルーキーながら、パスD#10本、タックル50本をあげて、NFLでも有数のCBになりそうな気がします。ちなみにレイブンズのQBラマー・ジャクソンと従兄弟です。
SS ジョナサン・アブラム(Johnathan Abram)#24
2019 / 1巡 / 27位 / ミシシッピ州立大学
エイブラムも新人の選手です。2019ドラフトでレイダースは1巡指名権利を3枠もっていました。彼は三枠目に指名された選手です。それでも、同期ドラフトのS組では第一位の実力。視野が広く、足が速いため、かなり広いエリアをカバーしながらも、タックルに来てくれる。力強い選手になると思います。
SS カール・ジョセフ(Karl Joseph)#42
2016年 / 1巡 / 14位 / ウェスト・バージニア大
レイダースから一度は出たけど、また舞い戻ってきました。かつての1巡選手でしたが、途中ブラウンズとの契約内容は1年だけで金額は$2.5Mとかなり低めでした。どうも期待はずれだったがために、価格リセットのロンダリングを経た感じですね。2019年11月に脚を怪我したのが長引いているのかも知れないです。とにかく戻ってきたんでまた頑張ってほしいですね。