さて、今回はフロリダ半島の付け根くらいにある、ジャクソンビル・ジャガーズを紹介します。
チームのカラーはこんな色。ちょっと変わってますね。さてさて、今回はチームの情報と合わせて、フランチャイズのジャクソンビルという街の紹介もしてみます。
それではどうぞ!
NFLが日本でもっと浸透しますように。
- ジャクソンビルの特徴
- ジャガーズ創設の歴史
- 本拠地はTIAA バンク・フィールド
- 「ドアマット」(踏まれて当たり前)のジャガーズ
- ジャガーズのマスコットを、なんだか応援しちゃう。
- HCはアーバン・メイヤー
- ジャガーズ・オフェンス
- QB トレバー・ローレンス(Trevor Lawrence)#16
- 2nd QB マック・ジョーンズ(Mac Jones)#15
- LTキャム・ロビンソン(Cam Robinson)#74
- LG ベン・バーチ(Ben Bartch)#78
- C ミッチ・モース(Mitch Morse)#60
- C ルーク・フォートナー(Luke Fortner)#79
- RG ブランドン・シャーフ(Brandon Scherff)#68
- RTジャワーン・テイラー(Jawaan Taylor)#75
- TE エヴァン・イングラム(Evan Engram)#88
- TE ルーク・ファレル(Luke Farrell)#89
- TE クリス・マンハート(Chris Manhertz)#84
- WR マーヴィン・ジョーンズ(Marvin Jones)#11
- WR ゲイブ・デイヴィス(Gabe Davis)#13
- WR クリスチャン・カーク(Christian Kirk)#13
- WR ゼイ・ジョーンズ(Zay Jones)#7
- WR ラビスカ・シュノーJr(Laviska Shenault)#10
- RB トラビス・イーティエンヌ(Travis Etienne)#1
- RB ジェームズ・ロビンソン(James Robinson)#30
- D#チーム主要選手
- DT フォロルンソ・ファトゥカシ(Folorunso Fatukasi)#?
- DT マルコム・ブラウン(Malcom Brown)#90
- NT デヴォン・ハミルトン(Devon Hamilton)#52
- DEロイ・ロバートソン・ハリス Roy Robertson-Harris#95
- WLB ジョシュ・アレン(Josh Allen)#41
- LB トレボン・ウォーカー / Travon Walker #44
- LB デビン・ロイド / Devin Lloyd #33
- LB フォーサイド・オルオクン / Foyesade Oluokun #
- LB ジョーダン・スミス(Jordan Smith)#92
- CB シャキール・グリフィン(Shaquill Griffin)#26
- CB ダリオス・ウィリアムス(Darious Williams)#11
- CB タイソン・キャンベル(Tyson Campbell)#32
- FS アンドリュー・ウィンガード(Andrew Wingard)#42
- S レイション・ジェンキンス(Rayshawn Jenkins)#2
- CB トレ・ハーンドン(Tre Herndon)#37
- CB ルーディ・フォード(Rudy Ford)#5
- SS アンドレ・シスコ(Andre Cisco)#38
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ジャクソンビルの特徴
ジャクソンビルというのは、フロリダ州にあります。この赤いところですね。これの付け根くらいにあるのが、ジャクソンビルという街です。
フロリダ州については、「ドルフィンズのチーム紹介ページ」にて、詳しく解説しています。よろしければ、こちらも御覧ください。
これがフロリダ半島の拡大図です。ジャガーズがあるのは、半島の根っこ。ジャクソンビルという街です。フロリダ半島には、NFLのチームが3つあります。南端のマイアミにはドルフィンズ、中部タンパ市にはバッカニアーズがあります。
もう一つ青い丸をしているオーランドは、ディズニーワールドリゾートがある場所。NFLのオールスター戦、プロボウルが開催される街でもあります。他にもユニバーサル・スタジオや、シーワールドなど、テーマパークも多数。100を超えるゴルフ場が集まっていて、全米屈指のリゾート地として有名です。
ジャクソンビルの人口は91万人(US12位)。都市圏人口は150万人を数えます。単体市域で南東(SouthEast)でアメリカ最大の都市です。それでも市を中心とした都市圏ランキングでは4番目です。
フロリダ半島の経済規模は、1位マイアミ、2位タンバベイ、3位オーランドエリア、4位ジャクソンビル、こんな感じだと思ってください。
ジャクソンビルもリゾート都市の様相はありますが、この街の大きな武器は物流港です。アトランティック海に面した地理的要素を活かし、フロリダ半島で最大の貨物量を誇ります。歴史的にみても、この街は南部の開発に重要な拠点だったことが分かります。
ジャクソンビルには、数々の名作建築があります。特にミッド・センチュリー・モダンと言われる1950年代に計画されたものは見応えがあります。ルイス・サリバン、フランク・ロイド・ライトらが世界でいろいろな挑戦をしてきた痕跡が、街に残っています。これはぜひとも訪れてみたい。
人口比率でいうと、白人6割、黒人3割、その他1割。やはり南部の町ですから、白人比率が低い傾向があるようです。特に、アラブ系とフィリピン系は全米で最もジャクソンビルに住んでいるそうです。
またジャクソンビルは米軍基地としても有名です。特に海軍(NAvy)の施設規模はUS3位と強烈な存在感を示しています。事実、市内で最も雇用者が多い組織は、アメリカ軍隊。全長2400M規模の潜水艦のベースでもあることから、その引力の強さが伺い知れます。
この街は数々のエンターテイメントが年中開催されます。ゲート・リバー・ランというマラソンイベントが有名。1977年から続いていて、15kmマラソン級では全米最大、13000人のランナーが集まるビッグイベントです。
しかし、やはり特筆すべきは、南部大学の対決戦となるゲーターボウルです。1946年から続く歴史あるボウルゲームはアメリカで6番目に古く、最も最初にテレビ放映された大学のボウルゲームでもあります。出場大学は南部の代表校同士だったり、南部 vs その他大学だったりします。
また釣りの大会である、ジャクソンビル・キングフィッシュ・トーナメント。こちらも有名です。優勝賞金50万ドルをかけ、1000を超えるボートが、海の街、川の街のジャクソンビルに集結します。
殿堂入りのWR、ハロルド・カーマイケルは、ジャクソンビルの出身。身長2.03Mは今でもNFL史上最高身長ですね。7巡指名なのに、イーグルスで13年、プロボウルに4回選ばれた名選手です。スンゴイ。
さて、そろそろ。ジャガーズの紹介に行きます。
ジャガーズ創設の歴史
ジャクソンビル・ジャガーズは、1993年に設立されたチームです。当時NFLでは2つのチームを新設し、組織を拡大するエキスパンションを模索していました。
ジャクソンビルにはNFL , NBA , MLB , NHL , どのメジャースポーツのチームもありません。街は誘致組織「タッチダウン!ジャクソンビル!」を立ち上げて、誘致合戦に精をあげます。その甲斐あってNFLはシャーロットと、ボルチモア、セントルイス、ジャクソンビルに候補を絞ります。
まずシャーロットがフランチャイズを射止め、カロライナ・パンサーズが誕生。このチームの歴史については、こちらの記事をご覧ください。1993年10月の出来事です。
そして翌月、見事にジャクソンビルがフランチャイズに選ばれます。チームの誕生は1993年11月30日。最初のゲームは1995年9月3日に設定されました。
さて、新スタの工事の準備が動きます。1993年の12月のゲーターボウルを最後にして、古いスタジアムの建て替えがスタートします。新チームを育てる準備を急ピッチでスタートします。
こうして1995年9月3日。ジャクソンビル・ジャガーズが最初のゲームを行います。新設したエバー・バンク・フィールドにヒューストン・オイラーズを迎え撃ちました。これがジャガーズのスタートですね。
本拠地はTIAA バンク・フィールド
これがジャガーズの本拠地のスタジアムです。過去はエバー・バンク・フィールド(Ever Bank Fields)と呼ばれてました。着工が1994年1月、1995年8月に竣工してます。コストは$121M(≒140億円)くらい。ジャクソンビル市が半分お金だしたみたいですね。
このスタジアムの名物はプール観客席。超VIPですよね。水着着て、ビール飲みながら、NFL観戦なんて、、、、、。どんなリア充たちなんでしょうか。あまりに羨ましくて歯ぎしりしてしまいます。
「ドアマット」(踏まれて当たり前)のジャガーズ
ジャガーズは創設以来、あまり強くない。昨年2017年にいきなり強くなって地区優勝したけど、1993年に創設してから25年間で2回しか地区優勝できないチームでした。そのため、他のチームからは「ドアマットチーム」(踏まれるのが宿命)と揶揄され、大変不名誉な思いをしてきました。
しかし、2017年に最強D#チームをこしらえて、堂々の地区優勝。プレイオフでもカンファレンスチャンピオンシップに出場して、ガンガン勢力を伸ばしてきています。
ジャガーズのマスコットを、なんだか応援しちゃう。
「ドアマット」(踏まれるのが役目)と呼ばれてきて長かったジャガーズ。創設以来プレイオフに出たのは数回。SBは出場経験なしとかなりの弱さを出してきた。しかし、ジャガーズのマスコットの彼は、ジャガーズのために本当に身体を張ってます。
ヘリコプターから登場してきてね。僕このマスコット、最初はあまり好きじゃなかったけど、だんだん好きになっちゃった。かわいいかも。
なんとも微妙なカラーリング。もはや豹とも言えないルックス。犬ですか。ネコですか。なんですか。ジャガー君の斑点が、チームカラーのティール(青緑色)で作ってるもんですから、なんか皮膚病みたいに見えます。
彼の名前はジャクソン君。正確には「Jaxon de Ville」君です。地元の海軍基地にも訪問して軍人さんを元気づけたり、本当ぼく、この子好き。ぬいぐるみが日本で売ってたら買っちゃうよね。
HCはアーバン・メイヤー
チームを組織するのは、カレッジフットボールの名将、アーバン・マイヤー。1964年生まれ、ナイスミドルなアラ還世代です。オハイオ州生まれで、大学はシンシナティ卒。NFLには進まずに、カレッジのコーチとしてのキャリアを選択。ノートルダム大学、ユユタ大学、フロリダ大学のHCを経て、地元のオハイオ州立大学のHCとして数々の名勝負を展開。大学の近くのダブリンの町には、「アーバン・マイヤー通り」というストリートまであるくらいです。
そんな彼が2021年、ジャクソンビル・ジャガーズからNFLのキャリアをスタート。さてさてどんな采配を見せるのだろうか、楽しみです。
ジャガーズ・オフェンス
O#チームを指揮するのは、ダレル・ベベル。彼は最近ですとデトロイト・ライオンズですが、シーホークスのOCとして7年やってきました。そちらの姿のほうが印象的ですね。NFLの歴は、2000年のパッカーズからスタート。今年で22年目になります。新しいHC、新しいOC、新しいQB。刷新されたジャガーズがどうなるか楽しみ。
QB トレバー・ローレンス(Trevor Lawrence)#16
2021 / 1巡 / 1位 / クレムソン大学
語る必要がないほどの選手ですね。高校生からスターターQBになってから、大学卒業(NFL入り)するまでの5年間で敗北した試合が2つだけという怪物です。NFLの関係者は「ダン・マリーノ以来の逸材だ」と太鼓判。しかし、NFLデビューしてからがどうなるか。これからが本番ですね。実に楽しみ。
2nd QB マック・ジョーンズ(Mac Jones)#15
2021 / 1巡 / 15位 / アラバマ大学
トム・ブレイディの後継者としてドラフトされたんだけど、5年目以降の契約が勝ち取れなかったですね。2024年にジャガーズに移籍してきました。プレイスタイルは、ポケットパサータイプ。高い身長、広い視野、コントロール力、ゲーム理解力。高いレベルでプレイできる良いQBだと思いますが、なんでか勝てない。
LTキャム・ロビンソン(Cam Robinson)#74
2017/ 2巡 / 34位 / アラバマ大
全体34位で指名を受けたベテランのOL。ジャガーズでは5年目でフランチャイズタグがついた選手になります。身長198cm体重145kg、かなりの巨漢ですが、5.15sで走る脚もある。2018年にペイトリオッツ戦でACLをやった過去があります。マリファナと武器の不法所持でルイジアナ州警察に逮捕されてるなど、OLにしては珍しいヤンチャな選手。
LG ベン・バーチ(Ben Bartch)#78
2020 / 4巡 / 116位 / セントジョンズ大学
オレゴン州の出身の選手。セントジョンズ大学からドラフトされた史上初の人。この大学はディビジョン3なので大変珍しい。
C ミッチ・モース(Mitch Morse)#60
2015年 / 2巡 / 49ers位 / ミズーリ大学
かつてビルズでプレイしてきた選手。チーフスからビルズへ2019年、2024年にジャガーズへ。
C ルーク・フォートナー(Luke Fortner)#79
2022 / 3巡 / 65位 / ケンタッキー大学
RG ブランドン・シャーフ(Brandon Scherff)#68
2015 / 1巡 / 5位 / アイオワ大学
ガード業界で四天王をあげるなら、彼をあげたい。それくらいの人物ですね。2022年にワシントンコマンダーズから、ジャガーズに移籍しました。契約金額は3年$49.5M(68億/3年)です。
RTジャワーン・テイラー(Jawaan Taylor)#75
2019 / 2巡 / 35位 / フロリダ大
ジャガーズが獲得したフロリダ大ゲーターズの新人タックル。早速ルーキー年からロスター入り。2年目を経て、3年目はすっかりチームの顔になってきました。彼らOL次第でローレンスの能力がまったく変わりますよね。OLの仕事には大注目しましょう。
TE エヴァン・イングラム(Evan Engram)#88
2017年 / 1巡 / 23位 / ミシシッピ大学
ジャイアンツから移籍してきた。イングラムはタイトエンドだが40ydsが4.42sと脚がめちゃ速い。大学時代は1,000ydsに迫る記録をだしてきてるが、プロでは500ydsほど。しかしキャッチ成功率が高く信頼がおけるレシーバーでもあり、貴重な戦力の一つ。
TE ルーク・ファレル(Luke Farrell)#89
2021 / 5巡 / 145位 / OSU
まだ若手のタイトエンド。彼もオハイオ州立大学バックアイズの卒業生。さすがに1巡というほどの逸材ではないですが、十分すぎるほどのプロレベル。スターターとして起用されるのは間違いなかろうと思います。
TE クリス・マンハート(Chris Manhertz)#84
2014 / ドラフト外 / カニシアス大学
ちょっと聞いたこと無い大学ですね。ニューヨーク州のバッファローにあります(ビルズの本拠地)。彼はビルズで2年→セインツで2年→パンサーズで5年を経て、ジャガーズに来ました。最後の仕事になるんでしょうね。
WR マーヴィン・ジョーンズ(Marvin Jones)#11
2012 / 5巡 / 166位 / カリフォルニア大学
ホンジャマカの恵にちょっと似てる選手。ベンガルズで4年、ライオンズで5年を経ての大ベテラン選手です。彼はセカンドレシーバーになるかな?通算TDは51本。合計6,000ydsを超えてて、2017年には年間1,101ydsを記録してます。
WR ゲイブ・デイヴィス(Gabe Davis)#13
2020 / 4巡 / 128位 / UCF
かつてビルズでデビューして活躍してきた選手。2024年からジャガーズに移籍。4年間で平均すると650yds獲得。昨年は746ydsで平凡的WRという印象。
WR クリスチャン・カーク(Christian Kirk)#13
2018年 / 2巡 / 47位 / テキサスA&M
アリゾナからの移籍。スロットバックを務めるのが彼カーク。ランブロッカーとしての仕事も多い選手です。昨年はパスターゲット100回ほど。キャッチ確率は63%とまずまず。ゲームメイカーというような印象はないですが、しっかり仕事をこなしてくれる大事な選手。
WR ゼイ・ジョーンズ(Zay Jones)#7
2017 / 2巡 / 37位 / ECU
あまり聞いたこと無い「イースト・カロライナ大学」出身。彼のお父さんんは、10年NFLでプレイしたロバート・ジョーンズ。ビルズで3年、レイダースで3年を経てのジャガーズは2022年からスタート。お兄さんもNFL選手、Cayleb Jones。兄貴と口論でLAのビルの30階のガラスを割って、出血しながら窓から飛び降りようとして警察に止められています。なんともヤバメ。
WR ラビスカ・シュノーJr(Laviska Shenault)#10
2020 / 2巡 / 42位 / コロラド大学
コロラド大学バッファローズの卒業生。身長184cm、体重103kg、40ydsを4.58s、当たり負けしないレシーバーです。昨年の記録は58キャッチ600yds。ルーキーとして見るなら、十分な仕事してますね。ローレンスとのケミストリーが楽しみな選手です。
RB トラビス・イーティエンヌ(Travis Etienne)#1
2021 / 1巡 / 25位 / クレムソン大学
クレムソン大学ではQBローレンスと同級生で攻撃ユニットを組んでいたトラビス。彼ら二人をそのままドラフトするっていうのが、面白い人事でしたね。彼の指名ができたのは、過去にCBジャレン・ラムジーをラムズにトレードした際の指名権です。ラムジーを捨て獲得した選手といえます。かなりの期待が高まりますね。ルイジアナ州、南部の生まれ。サラリーマンの父と看護師の母に育てられた選手です。
RB ジェームズ・ロビンソン(James Robinson)#30
2020年 / ドラフト外 / イリノイ州立大学
デビュー2年目の若手RB。昨シーズンは1,000ydsを超える記録を出していて、ジャガーズO#の重要人物となってます。2021年はイーティエンヌを獲得したので、彼の負担も少し減るでしょう。しかし、ガッツあふれる泥臭いプレイが必要となる場面ではロビンソンの出番かと。
D#チーム主要選手
DCはジョー・カレン(Joe Cullen)。1967年生まれのアラフィフ。アーバン・メイヤーとは少し年下になりますね。DCとしての経験はなく、DLコーチとして、バッカニアーズ、レイブンズで指導してきています。彼も長いことカレッジでコーチ道過ごしてきた人です。マイヤーHCとの親和性は高いように思います。
DT フォロルンソ・ファトゥカシ(Folorunso Fatukasi)#?
2018 / 6巡 / 180位 / UConn
ジェッツから指名を受けて4年。そこからジャガーズに転籍してきました。ナイジェリアにルーツをもち、お兄さんのオラクンエさんも、バッカニアーズでプレイ。
DT マルコム・ブラウン(Malcom Brown)#90
2015 / 1巡 / 32位 / テキサス大学
ペイトリオッツからデビューして、スーパーボウルを2回優勝。セインツで2年を経てのジャガーズへ。
NT デヴォン・ハミルトン(Devon Hamilton)#52
2020 / 3巡 / 73位 / OSU
193cm145kgの巨漢タックル。ノーズタックルってポジションは、大体3−4D#(DL3人+LB 4名)で登場される。なのでOLを二人相手しないとならないパワーと重量が必要なんですよね。この大きな体はなかなか押しきれないでしょうね。
DEロイ・ロバートソン・ハリス Roy Robertson-Harris#95
2016 / ドラフト外 / UTEP
ベアーズで2020年までプレイ。その後ジャガーズへ。契約金額は結構でかくて3年23.4Mドル。
WLB ジョシュ・アレン(Josh Allen)#41
2019/ 1巡 / 7位 / ケンタッキー大
ジャイアンツがまさかのQBを獲得したがために、大変ありがたくごっつあんゴール。それくらいジョシュ・アレンの能力は高い。エッジラッシャーとしてももちろんLBとしての守備範囲も広いので、ユーティリティな使い方ができる選手。まだまだルーキーなので伸びしろもあり、将来のリーグを背負って立つスター選手になってほしい。
LB トレボン・ウォーカー / Travon Walker #44
2022 / 1巡 / 1位 / ジョージア大学
今年ドラフトの大目玉ですね。とにかく最強だと思う。NFLデビューは開幕戦だと思います。楽しみすぎる。DEとして使うのか、それともラインバッカーなんだろうか。結構楽しみすぎる。
LB デビン・ロイド / Devin Lloyd #33
2022 / 1巡 / 27位 / ユタ大学
今年のドラフトで獲得したもう一人の1巡、しかも同じD#のね。ジャガーズがどのように変化するのか楽しみです。
LB フォーサイド・オルオクン / Foyesade Oluokun #
2018 / 6巡 / 200位 / イェール大学
名門のイエール大学出身の人。ファルコンズからの移籍組。ミズーリ州のセントルイス出身。ルーツはナイジェリア。お父さんがナイジェリアから移民してきた。
LB ジョーダン・スミス(Jordan Smith)#92
2021年 / 4巡 / 121位 / UAB
アラバマ大学バーミンガム校ブレイザーズ出身の選手。今年のD#はとにかくルーキーが多いですね。ルーキー契約できる選手を増やして、サラリーキャップを調整する作戦なんでしょうか。身長198cm体重121kgのビッグサイズLB。出身は大学と同じくジョージア州です。
CB シャキール・グリフィン(Shaquill Griffin)#26
2017年 / 3巡 / 90位 / UCF
シーホークスからの移籍です。5年目でしたからね。パスD#15本、サック1本、タックル58本と素晴らしいデビュー年でした。18シーズンもサックは無いけど、タックル数は同じく、調子は落ち込んでない。双子のシャキームはシーホークスでLBとして活躍してます。
CB ダリオス・ウィリアムス(Darious Williams)#11
2018 / ドラフト外 / UAB
ラムズで4年を経てジャガーズへ。ラムズ時代にスーパーボウルを優勝経験あり。2021年シーズンは14ゲーム中13をスターターとして出場。プレイオフ全試合出場しており、D#の重責を担った。
CB タイソン・キャンベル(Tyson Campbell)#32
2021 / 2巡 / 33位 / ジョージア大学
ブルドッグスが誇る名コーナーバックを見事獲得したジャガーズ。この人事はでかいことです。やっぱりコーナーに主力級が入るとD#のマネジメントが大きく変わりますからね。大学はジョージアですが、彼はフロリダ州の出身。ジャクソンビルはある意味故郷に近いですから、色々やりやすいように思います。
FS アンドリュー・ウィンガード(Andrew Wingard)#42
2019 / ドラフト外 / ワイオミング大学
ビルズのQB ジョシュ・アレンの1年後輩にあたるセーフティです。2019年にかろうじジャガーズと契約。なんとロースター53人目の選手。スターターとしての出場機会は4回ほどしかなく、伸びるかどうかって感じ。
S レイション・ジェンキンス(Rayshawn Jenkins)#2
2017 / 4巡 / 113位 / マイアミ大学
ロサンゼルス・チャージャーズからの移籍組。
CB トレ・ハーンドン(Tre Herndon)#37
2018 / ドラフト外 / バンダービルト大学
ミシガン州デトロイトの出身の選手。CBジャレン・ラムジーがラムズに移籍されたから出場機会を得られました。2020年にはデショーン・ワトソンに対して、強烈なQBサックをかましました。今後も手柄を立ててスターダムにあがる野心バリバリです。注目したいですね。
CB ルーディ・フォード(Rudy Ford)#5
2017 / 6巡 / 208位 / オーバーン大学
アリゾナ・カーディナルズからデビューして3年目にイーグルスに移籍。で5年目にジャクソンビルに移籍です。
SS アンドレ・シスコ(Andre Cisco)#38
2021 / 3巡 / 65位 / シラキュース大学
ニューヨーク州のクイーンズ出身の人。大学2年時には所属カンファのオールスターに選ばれてたり、かなり活躍してきた人です。ジャガーズではスターターを取れるかどうか不明ですが、きっと出場してくる。どんな存在感を出してくるか楽しみです。