オーナー募集中 2018年~
2018年に長らくオーナーを努めてくれたポール・アレン氏が65歳という若さでこの世を去りました。悪性リンパ腫だったそうです。そのため、現在シーホークスにはまだオーナーはいない状態。現在、次期オーナーに手をあげている、もしくは期待されている人物は、
候補者①スティーブ・バルマー氏
ポール・アレンと同じくマイクロソフト社の人間で、CEOを努めました。NBAロサンゼルス・クリッパーズの現オーナーです。
候補者②ジェフ・ベゾス氏
皆さんご存知、大変お世話になってるAmazonの創業者、ジェフ・ベゾス。インフラ管理からスポーツビジネスをひとつすることは、大した話でなない。
Amazonは「ALL or NOTHING」でNFLに密着ドキュメンタリーを制作したり、「Thursday Night Football 」の放映権を持ってたり、かなり親密度が高いように思います。
前オーナー ポール・アレン(1996-2018)
マイクロソフトの共同創業者、つまりビル・ゲイツの片腕。一緒に会社を立ち上げた人物ですね。当然ですが、32人のオーナーの中で最も大富豪です。総資産は2兆1千億円。たまげた金持ちです。
シーホークス以外に、NBAのポートランド・トレイル・ブレイザーズ、MLSのシアトル・サンダースFCのオーナーでもあります。また数々の研究機関や財団を立ち上げ、米国の発展に寄与している大人物です。
シーホークスは1996年に購入。前オーナーのケン・ベーリングがチームを南カリフォルニアに移動する(シアトル寒いからかな?)というもんで、「おいチョット待て、許さん」と地元愛に溢れる超弩級の金持ちが、札束で顔ひっぱたいて、シアトルに残らせたって感じです。
ケン・ベーリング(1988-96)
彼と彼のパートナー、ケン・ホフマンが共同でチームを買収。ベーリングは不動産開発で財産を稼いだ男。買収額は$99M(100億円)と言われてます。96年にカリフォルニアのアナハイムにチームを移そうと画策したら、ポール・アレンが噛み付いてきたという感じ。売却金額は、$200Mだったので、100億円くらい儲けましたね。
ロイド・ノードストローム(1976-87)
ハーマン・サルコウスキ、デヴィッド・E・スキナー2世の二人が、シアトルにアメフトチームを作っていた。これがシーホークスの前身になる草アメフトチーム。NFLとAFLの合併によって新しく2チームをエキスパンションする動きがあり、シアトルに新しいフランチャイズを作ることになりました。
そして1976年、全米でも有数の大型百貨店デパートをチェーン展開しているノードストローム家が最初のオーナーになることで決定しました。ロイド・ノードストロームは、ノードストローム一族の3人目の息子。父ジョン・ノードストロームはスウェーデンから来た移民。当初はシアトルの小さな小売店から始まったビジネスでした。
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