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【NFLオーナー列伝】⑩クリーブランド・ブラウンズ(1946~)

現オーナー ジミー・ハスラム (2012-今)

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5代目オーナー。「パイロット・フライング・J」というガソリンスタンドを経営しているビジネスマン

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1954年3月9日生まれ 現在64歳。58歳のときにクリーブランド・ブラウンズのオーナーシップを獲得。買収価格は$1B(1,000億円)でした。

 

ランディ・ラーナー(2002-12)

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4代目オーナー。3代目オーナーの息子。イングランド、プレミアリーグのアストンヴィラFCのオーナーだった人でも有名。

余談
アストン・ヴィラは2016年の5月18日に、中国資本のレコン・グループにオーナーシップ100%が売却。価格は6000万£(約96億円)。アストンビラはプレミアを最下位で終わり、下部リーグに降格が決定。中国資本の投資により大きなテコ入れが始まるでしょう。

1962年2月21日生まれ、現在56歳。40歳のときにオーナーシップを獲得。NYのブルックリン生まれのバリバリ都会っ子。アメリカの億万長者の一人です。

 

アル・ラーナー(1998-2002)

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 3代目オーナー。1933年NY生まれのユダヤ系アメリカ人。ロイズ・バンキング・グループのクレジットカード会社MBNAの創業者。

 全オーナーのアート・モデルの球団移転に、彼アル・ラーナーは協力したと言われてます。彼は当時5%の株式を保有していてました。1997年にはその株式がレイブンズの9%にまで育ちまして、アートモデルに3200万$で売却します。

同時にその頃、クリーブランドでは改めて新しいチームを作ろうという動きがありました。この一連の流れの中、1998年にアル・ラーナーは新チームのフランチャイズ権を$530M(530億円)で獲得しました。チームの名前はクリーブランド・ブラウンズと名付けられます。

2002年の10月23日、69歳でこの世を去り、オーナーシップは息子のランディに移譲することになりました。

 

アート・モデル(1961-95)

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 2代目オーナー。最も長い期間オーナーとして貢献した人であり、ブラウンズを移転させた嫌われ者という両面の顔をもつ有名人。しかし1995年にチームをボルチモアに移転を画策。HCを解任して、夜逃げ同然でボルチモアにブラウンズを動かした。

 

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 ボルチモア・ブラウンズという名前でチームをやりたかったが、クリーブランド市民が大反対の市民運動を興し、コミッショナーから否決され、ボルチモア・レイブンズと改名した。レイブンズのオーナーシップはアート・モデルの死後、別の人間にバトンパスされています。

 

創業者 アーサー・B・マクブリッジ(1944-53)

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1988年3月20日、シカゴで生まれ、1944年の56歳のときに、クリーブランドにNFLチームを創設。HCがポール・ブラウンだったので、ブラウンズと名付けられました。生まれ故郷のシカゴで6歳のときから新聞配達の仕事をして、シカゴ、クリーブランド、フロリダで不動産開発会社を経営していたビジネスマンです。

 

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