ルーベン・フォスターはSF49ersのLB。2017年ドラフトで1巡指名を受けていたスタープレイヤーです。
カリフォルニア州といえば、先日大麻関連の法律が変更になり、マリファナの吸引が合法になった地域でもあります。それでも逮捕ということは、相当量の大麻草を所持していたのか、州法でいう「家の中」「店の中」以外での使用ということになりますね。
彼はスポーツマンとしては珍しく、愛煙家でタバコ吸い。ヘルシーなイメージのアメリカ人の真逆にあるのが面白いですね。
ちなみにアメリカでは大麻が合法の州が8つあります。
①黒い部分→嗜好大麻合法(8州)
②グレー部→医療大麻合法(28州)
③白地部分→どちらも違法(22州)
そして、州法と連邦法というダブルスタンダードの国がアメリカです。州法では合法でも、大麻所持は連邦法では違法です。
さらに、アメリカ連邦法では「金融機関は大麻の取扱に関わってはならぬ。」というルールがあります。銀行が事業の拡大に手を貸さず、大麻使用は小さいエリアで抑制していこうという思惑があるからです。よって、現金のみの取扱となり、売買はあくまでも少額・小エリアとなります。
カリフォルニア州が合法に踏み込んだ、というニュースで合法化がトレンドだ、というように印象がつきますが、現実はこういう形になっていることを理解するべきですね。おそらくルーベンも、連邦法違反か、州法の取扱いに違反した形なんでしょうね。
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